代替案はニコ・ゴンサレスやサンチョ
16日、インテルがFW補強にアタランタのアデモラ・ルックマンを狙っていることが大きく報じられた。17日には、主要メディアがこぞって続報を伝えている。
『スポルトメディアセット』は、インテルのオファーが4000万ユーロだとし、その後の値上げは行わない方針だと主張。ルックマンは昨年夏に移籍を望んだ際、今後ビッグクラブからオファーがあれば放出を認めるとクラブに約束を取りつけて残留した経緯がある。この約束が履行されることに期待し、インテルは4000万ユーロから一歩も譲るつもりがないそうだ。
アトレティコ・マドリーもルックマンに強い関心を示していたが、本人が断ったとされており、インテル行きを望んでいる様子だ。
アタランタの地元メディア『コッリエレ・ディ・ベルガモ』は、アタランタの要求額が5000万ユーロに達する一方で、インテル側には交渉を有利に進める2つの材料があるとしている。
まずは、ルックマンが12月〜1月にかけて、アフリカネーションズカップのためクラブを離れるというポイントだ。そして、もう1つはクリスティアン・アスラニの譲渡。評価額1800万ユーロとされるアスラニに、さらに2500万ユーロの移籍金を上乗せする形で、取引の成立を狙う構えだ。
『レプッブリカ』は、ルックマン獲得失敗時の代替案に言及。インテルは前線補強に大金を投じる意向とみており、ユヴェントスのニコ・ゴンサレスに注目している。ニコ・ゴンサレスは最近、アル・アハリへの移籍が話題になっていたが、インテルの関心を受けて、交渉を一時停止しているという。
また、インテルはマンチェスター・ユナイテッドのジェイドン・サンチョもリストアップしている。こちらはユヴェントス行きが間近と報じられているところで、ユヴェントスは横槍が入る前に取引をまとめようと急いでいるようだ。