オファーから2週間、まだクラブ・ブルッヘは「保留」
ミランはアルドン・ヤシャリの獲得に動いているが、まだクラブ・ブルッヘからの返答はない。『MilanNews』は16日、現状を整理した。
ミランが3250万ユーロ+ボーナスという条件でオファーをしてから2週間が経過したが、いまだにクラブ・ブルッヘから返答はない。この状況は、ミランとヤシャリを苛立たせているが、交渉自体が破談になったわけではない。
ヤシャリはプレミアリーグの少なくとも4クラブからオファーがあったが、それでもミラン移籍を望み、クラブの判断を待っているところ。移籍を希望しているものの、クラブ・ブルッヘで腐るそぶりはなく、真面目に個別メニューを消化しているという。(個別メニューなのは、コンディションの遅れが理由とされる)
クラブ・ブルッヘの返答が遅れている理由の一つとして、後釜の確保が挙げられている。インテルからアレクサンダル・スタンコビッチを迎える予定だが、インテルが買い戻しオプションを安くするよう働きかけているため、まだ最終合意に至っていない。
スタンコビッチの獲得が決まると、いよいよヤシャリの放出が認められそうだ。ただし、『MilanNews』は、「スタンコビッチの移籍とヤシャリの放出が自動的に連動するわけではなく、あくまでそうなる“可能性がある”程度」だとし、後継者を確保してもすぐにミラン行きが許可されるとは限らないとの見解を示した。