本命はアタランタFWだった?
インテルがアタランタのアデモラ・ルックマン獲得に動いているようだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが16日に報じた。
RBライプツィヒのロイス・オペンダやチェルシーのクリストファー・エンクンクといった名前が挙がり、最近ではマンチェスター・ユナイテッドのアレハンドロ・ガルナチョについても提案があったが、インテルが水面下でトップターゲットとしていたのがルックマンだという。
ルックマンは3-4-2-1でも3-5-2でも機能することが魅力だ。FW、セカンドトップ、ウイングと様々なポジションができるため、クリスティアン・キヴ監督の戦術に合うと期待されている。
インテルはこれまで、エデルソンの獲得が噂になったが、アタランタは売却不可と位置づけていた。一方、ルックマンについては、5000万ユーロ程度で放出し、選手補強の資金とする意向だという。
『スポルトメディアセット』によれば、アタランタの設定額は4500万〜5000万ユーロ。ただ、選手自身が移籍を望んでいることと、契約が残り2年ということを考慮すれば、値引きの可能性はある。
『スカイ』は、インテルが移籍金として4000万ユーロを用意したと報道。これは、ルックマンが過去にアタランタと交わしたという“口約束”に基づいての金額だという。ただ、これはあくまで口約束であり、明文化はされていないため、正確にいくらで放出されるかは不明だ。
インテルはオークツリーがルックマン獲得に動くことを了承済みだが、設定した予算を変えることは難しく、仮の約束を交渉に活かせるかがカギとされている。
とはいえ、インテルはまずメフディ・タレミの放出を決めなければいけない。イラン代表FWは1000万ユーロほどで売却したい考えで、適切なオファーが届くことに期待している。