過酷な夏を過ごすイラン代表FW
インテルのメフディ・タレミは、今夏のメルカートで放出が噂される中、イランで奮闘している。24日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
イラン・イスラエル間の戦争の影響でイランから出国できず、FIFAクラブワールドカップに参加しているチームに合流できなかったタレミは、しばらくテヘランの自宅で過ごしていたが、身の安全を求めて車で首都を脱出。約1000km離れたブーシェルフの家族のもとにたどり着いたという。
タレミはインテルのチームマネジャーと連絡を取り合い、クリスティアン・キヴ監督とも話し、チームのグループチャットにも「大丈夫」と送ったとのこと。停戦合意を受けてチームに合流し、クラブワールドカップに出場する可能性も視野に、本人は1人でトレーニングを続けている。
『スカイ』によると、タレミに対してはすでにベシクタシュが獲得オファーを出しているほか、ノッティンガム・フォレストとフラムが関心を示している。インテルはタレミの放出が決まった場合、マンチェスター・ユナイテッドのラスムス・ホイルンド獲得に注力するとみられており、タレミの安全と去就の両方に注目が集まっている。