ベレンブルフも候補か
インテルは、フランチェスコ・ピオ・エスポジトの去就が注目されているが、パルマ移籍の可能性は低いようだ。それでも、アンジェ=ヨアン・ボニーの獲得には問題がないとみられている。『FcInterNews』が14日に伝えた。
インテルは以前からボニーの獲得に動いているが、パルマが要求する移籍金2000万ユーロを満額で支払うことには抵抗しており、若手の譲渡で負担を軽減する意向でいる。そこで、パルマはピオ・エスポジトの獲得を望んでいるが、当面はクリスティアン・キヴ監督のもとで様子を見ることになるという。
一方で、ピオの兄であるセバスティアーノ・エスポジトもパルマの標的となっており、こちらは現実味がある模様。契約が残り1年となっていることから、今夏の放出は濃厚だ。また、トーマス・ベレンブルフのレンタルもクラブ間で話し合っているとされる。
インテルにとって心強いのは、ボニー自身がインテル行きを希望しているという点だ。本人はインテルからのオファーを知った瞬間に、他クラブへの移籍を完全に排除したとも言われており、他クラブより良い位置にいるのは間違いない。
ピオ・エスポジトについては、パルマのほかにジェノア、カリアリ、トリノ、ボローニャも関心を示している模様。負傷を抱えた状態でFIFAクラブワールドカップに臨むチームに帯同しているが、キヴ監督の目にはどう映っているのだろうか。