キヴやヴィエラもチェックか
シモーネ・インザーギ監督の退任が決まったインテルは、後任が注目されている。
『スカイ』によると、現時点での有力候補は2人。コモのセスク・ファブレガス監督と、マルセイユのロベルト・デ・ゼルビ監督だ。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によれば、インテルは3日のうちにセスクと直接連絡を取った。資金力のあるコモから引き抜くのは困難だが、セスク本人は好感を持っているとのこと。まだオファーを受けたわけではないものの、交渉は継続する見通しだ。
また、デ・ゼルビについても近いうちに直接連絡を取るとみられている。
そのほかでは、かつてインテルでプレーしたクリスティアン・キヴ(パルマ)やパトリック・ヴィエラ(ジェノア)などが候補とされている。どちらも現時点では現クラブで続投すると予想されているが、インテルからオファーがあれば状況は一変するだろう。
つなぎ役はヴェッキ?
インテルは新監督の決定を急ぎつつも慎重な姿勢を崩しておらず、今月開催されるFIFAクラブワールドカップまでの決定を必須とは考えていないようだ。『スカイ』は、ステファノ・ヴェッキを一時的に監督に据える案が浮上している。
ヴェッキは2024/25シーズンにヴィチェンツァを率いており、セリエC昇格プレーオフの準決勝で敗れたばかり。インテルの元プリマヴェーラ監督で、この夏に発足するU-23インテルの指揮官の有力候補とされている人物だ。
クラブワールドカップではインテルをよく知るヴェッキが指揮を執り、その間に監督探しを含めて来季の準備を進めることになりそうだ。