FWは大幅入れ替え、中盤とDFにも動きあり?
インテルは夏の移籍市場でどのように動くのだろうか。2日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』と『スポルトメディアセット』がメルカートのターゲットを伝えた。
インテルは3日にシモーネ・インザーギ監督との会談を予定している。指揮官の続投を確定させるためにも、クラブは今夏、改革とはいかないまでも、部分的な補強ではなく“刷新”を打ち出す必要があるとみられる。
前線では、マルコ・アルナウトビッチとホアキン・コレアの退団が確実視されており、さらにメフディ・タレミもオファー次第で放出の可能性があるため、補強は不可避だ。
『ガゼッタ』は、マンチェスター・ユナイテッドのラスムス・ホイルンドを有力候補に挙げた。獲得には4000万ユーロほど必要になるが、ラウタロ・マルティネス、マルクス・テュラムと理想的な関係を築けるとみているという。
パルマのアンジュ=ヨアン・ボニーは両メディアともそろって挙げている名前で、若く低コストという、オークツリーの投資方針にも合致している。4番手FWとして十分にあり得そうだ。
『スポルトメディアセット』はボローニャのサンティアゴ・カストロを挙げたが、『ガゼッタ』は獲得困難とした。
中盤はニコロ・バレッラとハカン・チャルハノールが不動で、ペタル・スチッチの加入が決まっている。ただ、ダヴィデ・フラッテージやクリスティアン・アスラニを放出することになれば、今後補強の必要があるだろう。
最終ラインでは、以前から若返りの必要性が指摘されていたうえ、ヤン・ビセックには他クラブからの関心が報じられている。『ガゼッタ』はボローニャのジョン・ルクミとサム・ブークマを挙げ、『スポルトメディアセット』はマンチェスター・ユナイテッドのマタイス・デ・リフト、アタランタのジョルジョ・スカルヴィーニを挙げた。
2日にはルイス・エンヒキがミラノ入りして加入目前となったインテルだが、夏の移籍市場はこれからさらに忙しくなるかもしれない。