サンプドリアで残留プレーオフを戦う予定
インテルは、6月のFIFAクラブワールドカップに向け、サンプドリアにレンタル中のエベネザー・アキンサンミロを招集する意向だったが、それが難しくなりそうだ。『セーコロXIX』が25日に伝えている。
セリエBの残留を争うプレーアウトは現在、大いに揺れている。サンプドリア自動降格圏の18位でシーズンを終え、クラブ史上初のセリエC降格が濃厚だった。しかし、ブレッシアがペナルティーにより降格となった場合、サンプドリアは17位に繰り上がり、サレルニターナとのプレーアウトに進む可能性が出てきた。
そうなると、プレーアウトは6月中旬に開催される見通しで、レンタルで加入している選手たちの去就が注目される。
その一人であるアキンサンミロについては、6月に実施される特殊メルカートを利用し、サンプドリアに一定の補償金を支払って呼び戻し、クラブワールドカップに帯同させる計画があった。しかし、プレーアウト開催となればサンプドリアはこれを認めない意向。この交渉に関してはサンプドリアに優先権があるため、6月の復帰は実現せず、予定通り7月にインテルに戻る見通しだ。
