豪雨のトリノ戦で快勝、ナポリを追走するインテル
インテルは11日、セリエA第36節でトリノと対戦し、敵地で2-0の勝利を収めた。シモーネ・インザーギ監督が試合後の会見と『スカイ』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。
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スクデットへの希望は?
「試合前にも言ったが、残念ながらもう僕たちの手にはかかっていない。今夜のように、しっかりした試合をする必要がある。相手は全力を尽くしてきたし、ホームで負けたことがなかったチームだった。タフな試合が求められたし、その通りの内容になった」
ニコラ・ザレフスキのインサイドハーフ起用
「とてもよくやっている。チームにすごく自然にフィットしたし、クオリティのある選手だ。もともとそのポジションの出身だが、ウイングバックもうまくこなせる。チャルハノールやバレッラのような選手がいなかったが、彼らは本当に協力的で、限られた時間でもしっかり役割を果たしてくれた。タレミの下でコレアとニコラを一緒に使ってみるチャンスがあったが、それもうまくいった。豪雨になるまでは集中力のある強度の高い試合を展開できたし、選手たちのパフォーマンスにはとても満足している」
UEFAチャンピオンズリーグ決勝までにリーグ戦があと2試合ある。選手たちのコンディションはどう管理していく?
「何日かオフを与える予定だ。選手たちはこの重要な連戦のあと、しっかり休まなければならない。欠場していた選手たちについては、ラツィオ戦に間に合うとは思っていない。最終戦のコモ戦でどうなるか、様子を見たい。2つの重要な相手との試合になるので、落ち着いた気持ちと前向きな姿勢でトレーニングしていくつもりだ。焦りは何も生まないからね」
ジョセップ・マルティネスについて
「ペポはクラブと一緒にどうしても獲得したかったGKだ。ジェノアでのプレーを見て非常に良い印象を持っていたし、個性もあるし、前向きな性格の持ち主だ。トレーニングにも真面目に取り組んでいて、出番が来たときにはゾマーの代わりを見事にこなしてくれた。とても良い仕事をしている。ただ、インテルには競争がある。カンピオナート終盤やチャンピオンズリーグのような大事な場面で、信頼できるGKを2人擁することの大切さを証明できた。必要なときに備えているディ・ジェンナーロの存在も忘れてはいけない」
メフディ・タレミのフィジカルとメンタルが明らかに良くなっているが、何か取り組んだのか?
「落ち着いてトレーニングできるようになった。コレアやザレフスキと同じで、いろいろ問題を抱えていた。ザレフスキはふくらはぎにトラブルがあったし、コレアも同様だった。タレミは前半戦にそけい部の炎症を抱えていて、代表戦明けには筋肉の損傷もあった。身体に問題があれば、選手はベストなプレーができないものだ」
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●スクデットも諦めないアスラニ「残り2試合ベストを尽くす」
●ザレフスキ「インテルに残りたい」