若返りとアスラニの代わりに投資か
インテルはUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出によって、インテルは栄誉とともに莫大な賞金も手にしている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は8日、この使い道に言及した。
インテルは今季、UEFAから1億3200万ユーロが入った。決勝に勝てば、これが1億5000万ユーロに達する見込みだ。さらにクラブワールドカップ参戦で最低でも2400万ユーロが入る予定で、クラブの財政状況も、今季は明るいと言えそうだ。
その潤沢な資金を背景に、インテルは今夏、特に若返りを軸としたチーム強化を図る見通しだ。
ペタル・スチッチの加入はすでに内定しており、さらにマルセイユのルイス・エンヒキも早期に交渉をまとめたい意向だ。そのほか、ピエロ・アウジリオSDの補強リストには、ニコ・パス(レアル・マドリー→コモ)、ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ)、コニ・デ・ヴィンター(ジェノア)、ウマル・ソレ(ザルツブルク)、サム・ブークマ、ジョン・ルクミ(いずれもボローニャ)などが記されているという。
一方で、クリスティアン・アスラニは放出の可能性が高まっており、サムエレ・リッチ(トリノ)とモルテン・フレンドルップ(ジェノア)が候補に挙がっているとのことだ。
インテリスタたちは、CL優勝に期待を抱きながら、夏の戦力アップにも胸を高鳴らせているかもしれない。
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