バルセロナは高揚感からの切り替えが重要?
30日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでバルセロナはインテルと対戦する。ハンジ・フリック監督の前日会見の様子を『FcInterNews』が伝えた。
●インテル、ドゥンフリース先発か。テュラムは当日判断
●シモーネ・インザーギ監督前日コメント
●ラウタロ・マルティネス前日コメント
インテルとの180分の戦い、どう臨むか?
「まずはファーストレグに集中している。これが最初のステップだ。インテルは非常に手ごわい相手だ。守備が良く、トランジションも強力なので、真剣に向き合わなければならない難しい試合になる」
準備期間が短く、疲労もある中での試合だが、選手の様子は?
「レアル・マドリーとの決勝で勝ってタイトルを手にしたことは特別なことだったし、大きな感動があった。しかし、今はこの試合に集中しなければならない。我々にはチャンピオンズリーグ決勝進出という夢がある。チームは集中している。練習の中でも、この試合にしっかり焦点を合わせていることが見て取れた。レアル・マドリー戦から改善すべき点、強化すべき点を確認し、我々の強みを活かしていく」
スタメンに変更の可能性はあるか?
「明日になってから判断する。まだ1日あるので、選手たちの回復具合を見て決める。よく考えなければならない。インテルも回復の時間は限られていたが、これはチャンピオンズリーグの準決勝だ。誰もがこういう試合に出たがっている」
今のチームの高揚感を抑えるのは難しいのでは?
「私が見ている限りでは、みんな非常に集中しているし、この準決勝の重要性を理解している。レアル・マドリー戦の勝利は我々の士気を高め、さらに強い意欲を与えてくれた。ただ、決勝に進むにはハードワークが必要だ。インテルは経験豊富な選手も多く、おそらくこれが最後の大舞台になる選手もいるだろう。そういう意味でも、彼らは全力を出してくる」
GKはシュチェスニーかテア・シュテーゲンか?
「チャンピオンズリーグではシュチェスニーが出場する。リーグ戦はまた別に考えるが、明日は彼がプレーする」
インテルはこれまで対戦した相手とは異なるが、どのような影響があると考えるか?
「今日、その点についても話をした。我々が自分たちを守る必要がある場面が出てくるし、それに備えてトレーニングもしてきた。ポゼッションを維持し、ミスを最小限に抑え、しっかり守ることがカギになる。インテルは非常に良いサッカーをするチームであり、スペースをしっかりと閉じる必要がある」
インテルが3連敗中。準備に影響するか
「チャンピオンズリーグは、インテルにとっても大きなチャンスだ。決勝まであと2試合という状況で、まったく別の文脈に入っている。全員が100%を出してくるはずだ。過去の結果は関係ない。私は自分たちのチームに集中しているし、選手たちにもベストを尽くすように伝えている。インテルもそれにしっかり備えてくるだろう」