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モラッティ「2010年は3冠なんて誰も言わなかった」

インテルの失速を心配する元会長 セリエA優勝は「ナポリの方が可能性が高い」

インテルの元会長であるマッシモ・モラッティが、『ラジオ・キスキス』のインタビューに応じた。

インテルは先週、コッパ・イタリア準決勝セカンドレグでミランに敗れ、3冠の夢が潰えた。27日のセリエA第34節ではローマに敗戦。その後、ナポリが勝利したことで、カンピオナートでも首位の座を明け渡した。

2009/10シーズンに達成したトリプレーテ(3冠)の偉業には届かなかったインテル。当時のトップであるモラッティが、当時との本質的な違いについて語った。

「トリプレーテを達成した日の私は本当に興奮していた。ただ、その時感じたものは、想像していたものとは少し違っていた。想像もしなかった結果に到達すると、すぐに次の目標を考えなければならなくなる。『不可能』を成し遂げると、少しだけ幸せが減ってしまうものだ」

スクデットはどこが獲るかと問われると、モラッティは皮肉を交えて答えた。

「変だと思ったのは、まだトリプレーテの話をしていることだ。我々の時代、トリプレーテなんて誰も言わなかった。すべてを勝ち取って、初めて『これがトリプレーテだったんだ』と気付いたような感じだ。それは執着ではなかったんだ」

「コッパ・イタリアでの敗戦はかなり悔しかった。インテルは目標がぶれてしまったし、少し疲れている。ナポリの方が可能性が高いと思う。すべてはコンテにかかっている」

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