強豪参入なら立場は厳しい?
インテルは、マルセイユのルイス・エンヒキ獲得に向けた動きを続けている。『FcInterNews』が24日に伝えた。
同メディアによると、ルイス・エンヒキとの交渉は順調だ。本人はインテル加入の意思を固めており、気持ちはかなり前向きだという。給料の面でも問題はない。少なくともマルセイユで受け取っているよりは上昇するため、5年契約にサインをする準備があるという。
しかし、問題もある。まずはマルセイユとの移籍金調整だ。依然としてインテルの提示額は2000万ユーロ程度にとどまっており、マルセイユが求める3000万ユーロとの差が依然として埋まっていないため、交渉は停滞している。
さらに、最大の障壁となり得るのが、ビッグクラブからの関心だ。
現時点でインテルが最も積極的に動いているが、バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッドといったクラブが獲得に本腰を入れると状況は一変する可能性がある。というのも、ルイス・エンヒキはヨーロッパの名門クラブでプレーすることを重視しているため、そういったクラブからの高額オファーは喜んで受け入れるという。一方で、プレミアリーグの中堅クラブが競合相手となる場合は、インテルが優位に立つ可能性が高い。
ホアキン・コレアやバレンティン・カルボーニの取引でクラブ間の関係は構築済み。マルセイユはファイナンシャルフェアプレーの関係で6月30日までに数人を放出しなければいけない状況であり、今後の動きが注目される。