痛恨の黒星を推進力へと変えたいインテル
インテルは20日、セリエA第33節でボローニャと対戦し、0−1で敗れた。シモーネ・インザーギ監督が試合後の会見でコメントを残した。『FcInterNews』が伝えている。
UEFAチャンピオンズリーグの疲労だけがこの試合に影響したのか?それともほかにも要因が?
「互角の試合だった。お互いに一進一退でやり合っていた。カルロス・アウグストとエンドイにそれぞれ1回ずつチャンスがあったが、それ以外はあまり覚えていない。後半は、あの失点につながった場面の前に、もっとうまく展開できた場面があったと思う。でも、カンピオナートはボローニャで終わるわけではない。しっかり分析すれば、この敗戦を今後への後押しに変えられるはずだ」
結果と内容、どちらにより失望しているか
「内容には満足している。もっと苦しむかと思っていたが、選手たちは良かった。悔しいのは試合終了15秒前のあの場面だ。非常に価値のあるチームを相手に本当に良い試合をしていたと思う。ボローニャはここでヴェローナにしか負けていなかった」
すぐにミラン戦とローマ戦がホームであることは助けになるか
「もちろんだ。今日はイースターにもかかわらずここまで来てくれたティフォージや、家で応援してくれた人たちに感謝している。最後はナーバスになってしまって、ふさわしい挨拶もできなかったが、本当に多くの人が来てくれていた」
ビセックは失点の場面で完璧ではなかった。代表ウィーク以降、少しミスが増えている印象だが…
「あのゴールにつながったスローイン自体、そもそも認められるべきではなかったと思う。その前のスローインは12メートル前で行われていて、それで選手たちがナーバスになっていた。でも、言い訳にしてはいけない。最後のスローインではチームとして正しくポジションを取り、ボールをきちんとクリアしなければいけなかった。あの場面を防げば、価値ある相手から勝ち点1を取れたはずだ」
ドゥンフリースとテュラムがいなかった影響は大きいか
「我々はそれに慣れているし、彼らがいれば助けにはなっただろうが、大事な選手がいなくても良い試合はできていた。試合の分析はまだできていない。今は悔しさとナーバスな気持ちが大きい。でも、この敗戦はシーズン終盤に向けてきっと力になるはずだ」