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インザーギ「自信を持ってバイエルン戦に臨める」 1stレグ後に浮かれすぎとの指摘にも反応

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

カリアリ戦で勝ち点3を手にしてUEFAチャンピオンズリーグへ

インテルは12日、セリエA第32節でカリアリと対戦し、3-1の勝利を収めた。シモーネ・インザーギ監督が試合後の会見と『DAZNイタリア』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えた。

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マルコ・アルナウトビッチにハグ

「彼は本当に素晴らしかった。素晴らしい試合をした。アルナのアシストでもうほとんど決まっていた。追加点が入ったのは本当にうれしかったんだ。この試合にはすごく気持ちが入っていたし、簡単にはいかないと分かっていた」

「2-1の場面では少し気が緩んでしまったが、チームは集中を切らさなかった。3-1にできて、厳しい道のりだけど誇りに思える歩みを続けられた。昨季は49試合を戦ったが、今季は4月12日時点でもう48試合だ。非常にパフォーマンスを求められるシーズンだけど、みんなの犠牲で乗り越えている」

今日の試合運びは?

「ピッコリのゴールの場面では、我々がもっと良い対応をすべきだったと自覚している。ただ、アウジェッロのクロスも見事だった」

テュラムのボールロストのときは怒りでジャケットを脱ぎかけるほどだった。もう相手にチャンスを与えたくないという気持ちの表れか

「そのとおりだ。マルクスには試合後にしっかり伝えた。あの場面は違う形で処理するべきだった。試合中、本当に腹が立った。あれで試合が振り出しに戻る可能性もあった。ビセックのゴール以降、何も相手に与えていなかったからこそ余計に悔しかった。次はもう同じことは起こさないはずだ」

バイエルン戦に向けて、今回の勝利が弾みになる?

「大きな自信を持って臨める。世界でもトップ3か4に入るような強豪との対戦だ。ファーストレグのような試合を再現しないといけない。守りに入る必要はない。走って、攻撃的に、組織だったプレーをする必要がある」

カルロス・アウグストの今シーズンの出来はどう見ている?

「素晴らしいシーズンを送っている。加入当初、私やスタッフがいろいろと助けたけれど、本人の努力が本当に大きい。ここ4試合で2つの役割を任せているが、そういう重要な選手がいてくれるのはありがたい。ケガで不在だったときはその存在感の大きさを痛感した。彼は常に大きな覚悟を持ってプレーしている」

アルナウトビッチがここまで決定的な働きをするとは思っていた?

「もちろん。彼は常にこのグループの一員で、誰からも疑問を持たれたことはなかった。素晴らしい働きをしている。コレアやタレミも力になってくれているし、ラウタロとテュラムは出場時間が長い。全員が必要なんだ。今日のコレアは素晴らしかったし、タレミも1回半のトレーニングで復帰してきた。誰も置いていかず、全員で戦っていく」

インテルの監督になってからホームでの勝利数はレアル・マドリーと並ぶほど

「そういうデータはうれしい。この観客の前で戦えていることが本当に力になっている。必要な時には常に支えてくれている。ミュンヘンにも、ウーディネにもたくさんのサポーターが来てくれた。僕たちは困難な時も、勝利の時も、決して一人ではなかった。この一体感はずっと続けていきたい」

シモーネ・インザーギ監督の就任からセリエAホームゲーム54勝目。これは同じ時期でみてレアル・マドリーと同数。欧州5大リーグでマンチェスター・シティ(56勝)、リヴァプール(55勝)に次ぐ数字(『Opta』)

ケインとコンパニは、インテルが喜びすぎたと言っていた。どう思う?

「そうだったのか……。私は、試合後に2分だけ選手たちにおめでとうと言った。それは今日のカリアリ戦でも同じだ」

「まだまだ試合は終わっていないという意識で進んでいく必要がある。ミュンヘンでは、誇り高く、強敵に立ち向かう覚悟のあるチームの姿が見られた。彼らは世界で最も高額な年俸を誇るクラブの一つ。勝ち進むには、最高の試合をしなければならない」

●2011年のバイエルン戦を振り返るスナイデル「ファン・ハールが笑っていた。だから言ってやった」

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