デ・フライの位置が微妙だったが…
インテルは25日、コッパ・イタリア準々決勝でラツィオに勝利し、ミランが待つ準決勝に駒を進めた。この試合でマルコ・アルナウトビッチが決めたスーパーゴールに“ケチ”が付いているが、イタリア審判連盟(AIA)は判定を問題視していない。『スカイ』が26日に伝えた。
議論の焦点となっているのは、アルナウトビッチのゴールシーンでのステファン・デ・フライのポジションだ。ベテランDFの位置がラツィオGKクリストス・マンダスの視界を遮ったと指摘されている。
しかし、『スカイ』によると、ジャンルカ・ロッキ審判委員長をはじめとするAIAの幹部陣は、ミカエル・ファッブリ主審およびダニエレ・キッフィVAR担当の判定に問題はなかったと判断した。
AIAの見解では、マンダスはそもそもボールに触れる可能性がなかった。また、デ・フライの位置も十分にゴールから離れていた上、シュートの軌道もデ・フライから十分に離れていたため、「視界を明らかに遮る」や「相手のプレーを妨害する」ポジションには該当せず、主審のジャッジが正当なものだと判断した。