ラツィオを下してミランが待つ準決勝に進んだインテル
インテルは25日、コッパ・イタリア準々決勝でラツィオに2−0で勝利し、ミランが待つ準決勝に駒を進めた。試合後、シモーネ・インザーギ監督が『インテルTV』『スポルトメディアセット』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。
【インテル採点】ラツィオ戦の主な高評価・低評価は?【ハイライト付き】
目標に優先順位があると考えていた人たちへの素晴らしい答えになったのでは。特に出場機会の少ない選手たちを含め、全員を誇りに思っているはず
「その通りだ。我々は非常に価値のある相手を前に、とても素晴らしい試合をした。前半は苦しんだが、決してバラバラにはならなかった。失点のリスクもあったが、アルナウトビッチの素晴らしいゴールで試合の流れを変えた。後半は状況に応じてフォーメーションを変えたが、素晴らしい選手たちがいるし、彼らの監督であることを誇りに思う」
アルナウトビッチのゴール
「彼にはペナルティエリア付近でのポジションを取るように指示していた。シュートの精度は非常に高いし、彼は常に素晴らしいプレーができる選手だ。今日は決定的な働きをしてくれた。彼は日頃から真面目に取り組んでいるし、ゴールを決めてくれて本当にうれしいよ」
なぜあの位置にいたのか
「今朝、セットプレーの練習をした際、もしラツィオが高さのある選手を前に残してきたら、アルナウトビッチが飛び出してマークにつくように指示していた。そして、彼はその通りに動いた。我々は彼のシュートの精度の高さを知っていたので、あの位置でのプレーを求めた」
この時期に求められる姿勢だった
「選手たちは本当に素晴らしかった。現在、サイドのポジションに問題を抱えており、カルロス・アウグストが離脱し、マッテオ・ダルミアンも負傷してしまった。そうした状況の中でフォーメーションを変え、全員がチームのために尽くしてくれた」
コッパ・イタリア準決勝でミランと対戦
「非常に激しい2試合になる。我々の目標はローマでの決勝進出だ。一戦一戦に集中しなければならないし、選手たちのコンディションをしっかり回復させることが重要だ。全員の力が必要になる」
でも、それについて考えるのは後にするべきか
「その通りだ。目の前の試合に集中していく。サイドの選手が不足している状況は続くし、カルロス・アウグストも不在だ。これから20日間で6試合をこなさなければならない。そのことをしっかり理解しながら、一試合ずつ戦っていく」
この勝利は、ナポリ戦に向けて良い勢いになるのでは?
「間違いなく、重要な意味を持つ勝利だ。今日は多くの選手が厳しいコンディションの中でも全力を尽くしてくれた。フラッテージとタレミは痛みを抱えていたが、痛み止めを使いながら何の迷いもなくプレーしてくれた」
ジョゼップ・マルティネスについて
「素晴らしいGKだ。クラブが彼を含む3人の候補を挙げてくれた。ジェノアでは素晴らしいシーズンを送り、現在はゾマーの控えとしているが、彼も素晴らしいシーズンを送っている。デビューさせる機会は何度か考えたが、焦る必要はなかった。真面目な選手で、チームにもよく溶け込み、日々しっかりと取り組んでいる」