苦しみながらもジェノアに勝利
インテルは22日、セリエA第26節でジェノアと対戦し、1−0で勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
インテル、ジェノア戦の主な採点
ジョゼップ・マルティネス
FcInterNews:6.5 – コッパ・イタリアに続き、カンピオナートでもクリーンシートを達成。特にエクバンとの1対1を防いだプレーは、勝利に直結する決定的なシーンだった。試合終盤にもエクバンに対し勇敢なハイボール処理を見せ、身体を張った。
TMW:6.5 – セリエAデビューは思ったより遅れたが、ついに実現。後半、エクバンへの果敢な飛び出しで大ピンチを防ぎ、今後の起用が増えそうなパフォーマンスを披露。
クリスティアン・アスラニ
FcInterNews:5.5 – 何度も似たような評価を受ける選手。中盤で唯一の「準レギュラー」だが、平凡なプレーに終始。積極的なパスや縦への仕掛けがほとんど見られず、持ち前の技術を生かせていない。
TMW:5.5 – ボール保持はするものの、決定的なプレーはほぼなし。インテルの停滞感を象徴する内容だった。
(→ 65分) ハカン・チャルハノール 6
**FcInterNews 6:– コーナーキックから試合を動かし、さらにバレッラの強烈なシュートを演出。まだ本調子ではないが、復調の兆しを見せた。
*TMW 6.5* – 途中出場でインテルのリズムが改善。セットプレーの質が武器となり、復帰後最もポジティブなパフォーマンスを披露。
フェデリコ・ディマルコ
FcInterNews:5.5 – ここ最近のパフォーマンス低下が顕著。クロスの質が下がり、運動量も不足気味。ザノーリの突破に苦戦し、守備面でも苦しい試合となった。
TMW:6 – 左足の精度が影を潜め、決定的なチャンスを生み出せず。ザノーリとの1対1は健闘したが、際立ったパフォーマンスではなかった。
ホアキン・コレア
FcInterNews:5.5 – 序盤こそヒールパスで魅せたが、その後は消えたまま20分以上が経過。前半終盤にいくつかの良い動きがあったが、結局負傷し、苦しいシーズンがさらに厳しいものに。インザーギは交代回数を温存するため、前半終了までプレーを続けさせた。
TMW:5.5 – インザーギのサプライズ起用だったが、ほとんど何もできずに前半で交代。
ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:6.5 – 前半は攻撃面で苦しみ、ミスも目立ったが、後半は違った顔を見せた。競り合いでの執念を見せ、味方へのチャンスメークにも貢献。最後にはヘディングで貴重な決勝点を決め、勝利の立役者となった。
TMW:7 – ここ数試合で得点から遠ざかっていたが、ついに決定的な一撃を放つ。試合終盤のセットプレーで存在感を示し、今後の試合に向けて弾みをつけた。
シモーネ・インザーギ監督
FcInterNews:6.5 – シーズンで最も精彩を欠いた試合の一つ。それでも交代策で試合を動かし、最終的には勝ち点3を手に入れた。主力を温存しながら、負傷者の影響を最小限に抑えた点は評価できる。
TMW:6.5 – 苦しい試合展開ながらも、セットプレーからのゴールで勝利。チームのコンディションが万全でない中、貴重な3ポイントを獲得し、次の大一番へ向けた準備を整えた。