コッパ・イタリアで無事ウディネーゼを下す
インテルは19日、コッパ・イタリア ラウンド16でウディネーゼと対戦し、2-0で勝利を収めた。多くの若手が起用されたこの一戦で無事勝ち上がったインテル。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
インテル選手採点
ジョゼップ・マルティネス
FcInterNews:7 — エッケレンカンプのシュートを見送った後は、ほぼ味方のプレーを見守るのみ。試合終了間際まで、ほとんどグローブを汚すことはなかったが、唯一の危険な場面では見事な反応を見せた。トゥーレの強烈な左足のシュートに飛びつき、両手で弾き出す素晴らしいセーブを披露した。ネラッズーロでのデビュー戦は、うれしいクリーンシートとして記憶に残るだろう。
TMW:6.5 — ほとんど仕事がなかったが、終盤にトゥーレの強烈なシュートをしっかりセーブし、存在感を示した。普段ゾマーがしている仕事をそのままこなした印象。
マッテオ・ダルミアン
FcInterNews:6 — 3バックの右として出場し、安定感のあるプレーを披露。目立つミスはなく、無難なパフォーマンス。
TMW:6.5 — 右センターバックの役割を無難にこなし、安定した守備を見せた。派手さはなかったが、堅実なプレー。
(→88分) パトリック・アイドゥ
評価なし
ヤン・ビセック
FcInterNews:6.5 — 中央のセンターバックに配置され、ルッカとの空中戦で競り合いを見せた。的確なポジショニングで安定感を示し、信頼感を高めた。
TMW:6.5 — アチェルビのようなプレーを求められ、フィジカル対決を強いられたが、役割をしっかりこなした。さらなる厳しい試合でもそのポテンシャルを確認したいところだ。
アレッサンドロ・バストーニ
FcInterNews:6.5 — キャプテンマークを巻き、守備とビルドアップの両面でリーダーシップを発揮。ビセックとポジションを入れ替えながら、的確な対応を見せた。
TMW:7 — レギュラー組で唯一の先発。守備の要として「立入禁止」の看板を掲げたかのように、時に穏やかに、時に厳しく、それをしっかりと守り抜いた。
(→63分) デンゼル・ドゥンフリース
FcInterNews:6 — 途中出場からすぐに攻撃に絡み、左からのクロスに合わせる場面も見られた。得意のスピードとフィジカルが生きたプレーだった。
TMW:6 — 安全な状況で出場し、数回の突破を見せた。試合の流れに適応した堅実なプレーを見せた。
タジョン・ブキャナン
FcInterNews:6 — 右サイドでの先発は今季初。カマラとの1対1を挑み、時折突破を試みたが、最終局面の精度を欠いた。バストーニの交代後は左サイドにポジションを移動。
TMW:6 — ようやくインテルで初先発の機会を得たが、ボールタッチ数はわずか24回と、関与は限定的だった。
(→74分) トマス・パラシオス
FcInterNews:6 — 試合がほぼ決まった状況で投入され、バストーニの代役をこなした。リスクを冒さず、自分の役割を果たしつつ、攻撃の展開にも参加。スペースがあれば前線に上がる動きも見せた。
TMW:6 — ポテンシャルを感じさせるが、まだ若干の未熟さが見られた。今後の成長が楽しみな選手だ。
ダヴィデ・フラッテージ
FcInterNews:6 — 攻撃面ではバレッラの役割を果たし、無意識の動き出しでゴール前に侵入したが、守備面ではエッケレンカンプとのマッチアップに苦戦。
TMW:6 — チームの右サイドの連携が不十分だったため、プレーの中心にはなれなかった。終盤にドゥンフリースが投入されてからは徐々に存在感を増した。
クリスティアン・アスラニ
FcInterNews:7 — チャルハノールの代役としてのプレーが求められ、正確な縦パスでアルナウトビッチのPKを演出(取り消し)。さらにオリンピックゴール(直接コーナーキック)を決め、試合を決定づけた。
TMW:7 — チャルハノールを彷彿とさせる縦パスを送り、さらに直接コーナーキックを決めて試合を動かした。中盤のゲームメイクも落ち着いており、チームのリズムを保った。
(→63分) ハカン・チャルハノール
FcInterNews:6 — 左サイドに流れ、精度の高いクロスでラウタロのチャンスを演出。チームのポゼッションに貢献。
TMW:6 — 途中出場し、プレーの精度を保ちながらチームのボール支配に貢献。
ピオトル・ジエリンスキ
FcInterNews:6.5 — 左サイドでプレーし、安定したボール回しと正確なサイドチェンジで中盤を支えた。バストーニやカルロス・アウグストとの連係が光った。
TMW:6.5 — 左サイドで効果的なプレーを見せ、鋭いパスでチームのテンポを調整。クオリティの高いパフォーマンスだった。
カルロス・アウグスト
FcInterNews:6.5 — 左サイドを支配し、相手DFを苦しめた。強烈なシュートで相手GKを脅かし、アスラニのゴールにつながるコーナーキックの場面でも存在感を示した。
TMW:6.5 — 攻守にわたり活躍し、左サイドの支配者のような存在感を示した。ゴールに迫るプレーもあり、安定したパフォーマンスだった。
マルコ・アルナウトビッチ
FcInterNews:7.5 — インザーギ監督は彼を先発で起用し、試合開始から数分後には、エリア内でPKを得る「可能性があった」。努力を惜しまず、ゴールに背を向けた状態で奮闘。プレーエリアを頻繁に下げ、時にはチャンスメーカーとしての役割も果たした。試合を動かした左足の斜めのシュートは、彼のポジティブなパフォーマンスにふさわしい報酬であり、間違いなく彼に自信を与えるものとなった。
TMW:7 — PK獲得はならなかったが、巧みなゴールで試合を決めた。全体を通して非常にポジティブなパフォーマンスだった。
(→63分) ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:6.5 — 出場後すぐにゴールを狙ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。ゴールへの意欲が見えたが、運がなかった。
TMW:6.5 — ゴールのチャンスをつかんだが、オフサイドで取り消された。終了間際に膝を痛め、心配を呼んだ。
メフディ・タレミ
FcInterNews:6.5 — アシストを決め、さらにはポスト直撃のシュートも放つなど、印象的なプレーを披露。
TMW:7 — 攻撃の中心として活躍し、アルナウトビッチのゴールをアシスト。チームのために献身的なプレーを見せた。チャンスメイクにも積極的でチームにとって貴重な存在だった。得点で報われても良かった。
シモーネ・インザーギ監督
FcInterNews:7 — ターンオーバーが見事にハマり、アルナウトビッチとアスラニがゴールを決めた。全体的にチームは期待通りのパフォーマンスを見せ、試合を軽視することなくしっかりと取り組んだ。主力の大半を休ませつつ、チーム全員を起用する形で準々決勝進出を果たした。