「試合をコントロールしていただけに残念」とインテル指揮官がレバークーゼン戦を振り返る
インテルは10日、UEFAチャンピオンズリーグ・マッチデイ6でレバークーゼンと対戦し、敵地で0−1の敗戦を喫した。シモーネ・インザーギ監督が試合後、『スカイ』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。
悔しかったのはCL初失点か、それともチャンスをつくれなかったことか
「そうだね、今日はベストな試合じゃなかった。でも相手は実力があるチームで、試合の入り方も相手の方が良かった。クロスバーを叩いたシーンもあったね。その後は試合をコントロールできていたが、もしかしたら少し慎重すぎたかもしれない。もっとリスクを取るべきだったかも。ファイナルサードでクオリティが足りなかったのが痛かった。試合をコントロールしてたからこそ、ああいう形で負けるのは残念だし、無敗が途切れたのは悔しい。でも、我々の歩みが揺らぐことはない」
失点の場面ではいくつかのミスがあった?
「いくつかの要因が絡んでいた。ディフレクションもあったし、ダルミアンはボールが見えたのが最後の瞬間だった。ムキエレはバイシクルを狙ったけど、そこからボールが戻ってきた形になった。もっと注意深くプレーするべきだったね。前半の方が内容は良かったけど、後半はちょっと落ちてしまった。特に予兆があったわけじゃないから、あの失点は本当に悔しい。でもこれがチャンピオンズリーグだ。気持ちを切り替えて、前を向いて進むしかない」
8位以内への道
「勝ち点4が必要になる。でも、もし今日ポジティブな結果が出せてたら、バイエルを引き離して、目標にさらに近づけたはずだ。これからのことは1月に考えればいいさ。今はリーグ戦、コッパ・イタリア、スーペルコッパが控えてるから、今はそっちに集中する。今回の試合はしっかり振り返るけど、そこまで大きな分析は必要ないと思ってる。今日の出来は他の試合ほど良くはなかったけど、相手のクオリティも高かったから、その点はリスペクトしている」
攻撃が控えめだった。リスクをおかさず引き分け狙いにも見えたが…
「その通りだと思う。今日はちょっと消極的だった。クロスバーに当たった場面以外は大きなリスクはなかったけど、もっとやれたはずだ。ポゼッションがうまく回り始めた時は、相手がちょっと苦しんでる感じもあったから、そこでもっと仕掛けたかった。質の高いプレーが必要だったけど、今日はその質が足りなかったかな。我々はもっとできるはずだし、そこはしっかり改善していくつもりだ」