鈴木彩艶から3得点。難敵相手に危なげなし
6日に行われたセリエA第15節のインテル対パルマは、3−1でホームのインテルが勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
インテル採点
ヤン・ゾマー
FcInterNews:6 — 唯一の危険な場面ではしっかり対応。しかし、最後はダルミアンのオウンゴールにより失点を喫した。
TMW:6 — パルマのカンチェッリエーリの左足シュートが唯一の仕事だったが、堅実にセーブ。オウンゴールでクリーンシートを逃したのは不運だった。
ヤン・ビセック
FcInterNews:7 — 守備の安定感と攻撃参加で貢献。今後パヴァールが復帰してもポジション争いは激化するだろう。
TMW:6 — 攻撃時に余裕があったが、対応に迷う場面も。守備ではカンチェッリエーリやボニー相手に苦戦しつつも成長を見せた。アシストを記録。
(→92分) トマス・パラシオス
採点なし
ステファン・デ・フライ
FcInterNews:6.5 — ボニーとの1対1で優位に立ち、空中戦でも圧倒的な勝利を収めた。終盤のオウンゴールは不運。
TMW:6 — 安定した守備を見せたが、失点場面でのチームのミスに絡んだため減点した。
アレッサンドロ・バストーニ
FcInterNews:6.5 — 相手FWに脅かされることなく、ビルドアップで存在感を発揮した。
TMW:6.5 — 相手がスペースを許さない中で堅実な守備を見せた。攻撃参加時の選択肢が限られる中での貢献が光る。
(→74分) マッテオ・ダルミアン
FcInterNews:5.5 — 不運にも自陣ゴールにシュートを決める形に。
TMW:採点なし
デンゼル・ドゥンフリース
FcInterNews:6.5 — クロスがバーを叩くシーンもあり、攻撃時の積極性が目立つ。
TMW:6.5 — 相手の守備が緩い場面では常に脅威となり、惜しい場面が続いた。
ニコロ・バレッラ
FcInterNews:7 — らしくないミスもいくつかあり、潜在的なカウンターのチャンスを阻んだり、場合によってはパルマにボールを渡してしまう場面もあった。この試合では主役として目立つことはなく、むしろ脇役としての役割に徹していた。しかし、ムヒタリャンからのロングパスを受けた場面では、一変して輝きを見せる。ドゥンフリースを無視して自らゴールを狙い、ヴァレーリを巧みに滑らせ、優雅に鈴木彩艶を破ってゴールを決めた。このゴールはあまりに美しかったため、VARによる確認が必要だったが、ルール的にも美的にも認められるべきものだった。
TMW:7 — 後半に見せた決定的なゴールが試合を動かした。細かいミスはあったが、総じて良いパフォーマンス。
ハカン・チャルハノール
FcInterNews:6.5 — 試合をコントロールし、チームの流動的な攻撃を支えた。
TMW:6.5 — 相手からのプレッシャーを受けながらも、冷静に攻撃を組み立てた。
(→70分) クリスティアン・アスラニ
FcInterNews:6 — 無難なプレーで中盤を支えた。
TMW:6 — 特に目立ったプレーはなかったが、安定感を提供した。
ヘンリク・ムヒタリャン
FcInterNews:7.5 — 「軽やかさ」という単語はアルメニア語でどう言うのだろうか? おそらく、その響きは「ムヒタリャン」に非常に似ているだろう。この試合で、この言葉はまさにパルマ戦での彼のプレースタイルを象徴していた。中央への素晴らしい侵入は、小刻みで速いステップが特徴で、より良い結末に値するものだった。ディマルコとの見事な三角形の崩しでインテルに先制点をもたらし、バレッラのゴールをアシストする圧巻のロングパスを送った。もちろん、彼にも改善の余地がある選択はいくつかあった。ただ、それについて文句を言う勇気のある人がいるだろうか。
TMW:7.5 — 創造性と視野の広さを発揮し、チームを牽引。
フェデリコ・ディマルコ
FcInterNews:7 — 試合を動かすゴールを決め、その後も安定したパフォーマンスを維持。
TMW:7 — チームに必要なゴールをもたらし、攻守両面で貢献。
(→70分) タジョン・ブキャナン
FcInterNews:5 — ボールを失い、相手に得点のチャンスを与えてしまった。
TMW:6 — 時折良いプレーも見せたが、ミスも目立った。
マルクス・テュラム
FcInterNews:7 — 前半はいまいちだったが、後半は映画『スクリーム』のマスクでも被ったかのような変貌を遂げ、パルマ守備陣の脅威に。そして、試合を決定づける3点目を決めた。
TMW:7 — 後半に見せたゴールで試合を決定づけた。成長著しい。
(→70分) ホアキン・コレア
FcInterNews:6.5 — 決定的なアシストを記録し、勢いを取り戻した。
TMW:6.5 — 短い時間で効果的なプレーを見せ、拍手を受けた。
ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:6 — 主役になる意思を見せたが、鈴木彩艶のプレゼントにも反応が遅れて、ことごとくチャンスを決められなかった。勝利のために尽くしたが、VARとの戦いにも敗れ、彼個人としては不運な夜に。
TMW:6 — 試合に貢献しようとしたが、決定力を欠いた。
シモーネ・インザーギ監督
FcInterNews:7 — 難しい相手に対して準備を怠らず、安定した内容で勝利を収めた。
TMW:7 — チームを適切に指揮し、試合を完璧にコントロールした。