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オカンも痛烈批判。「ワンダ・ナラがいなかったらイカルディはもっと…」

元インテルMFは「彼は人生で多くのものを失った」とばっさり

ガラタサライで活躍するマウロ・イカルディに、妻ワンダ・ナラとのトラブルが再び暗い影を落としている。元インテルMFで現在ガラタサライを率いるオカン・ブルク監督のトルコ『TRT Sport』に対するインタビューを『FcInterNews』などが取り上げている。

DV疑惑…。イカルディは反論

ガラタサライで活躍するイカルディは、今月7日に前十字じん帯断裂の重傷を負い、長期離脱中だ。そんな中、別居中の妻ワンダ・ナラがアルゼンチンのテレビ番組で物議を醸す発言をしたことで、泣きっ面に蜂な状況となっている。

ワンダ・ナラは今月中旬、イカルディの家庭内暴力に苦しんでいると告白。さらに、自身が所有する物件にイカルディが居座っていることや、7万ドルを盗まれたとも主張した。

これに対して、イカルディは「ワンダは何でも誇張するタイプの人間だし、僕は暴力なんてふるったことがない。家にしても、共同名義のものだ」と反論。「ワンダはメディアに自分から情報を流して、自分が有利になるように事実を歪める。僕が送ったメッセージをさらしてみんなの前で僕を笑い者にする。それは心に対する暴力だ」と述べた。

先週にはSNSで動画を投稿。弁護士には止められたそうだが、ワンダ・ナラが自宅でくつろいでいる様子を撮影したものを公開し、「2時間も僕の家で僕を困らせた」とコメントを添えた。この投稿は二人の別居そのものに疑問を投げかける内容だった。

ガラタサライはイカルディの味方

ガラタサライはこの騒動の直後に声明を出し、「選手は現在、アルゼンチンの自宅で負傷のリハビリを行っています。選手やクラブを不安定にすることを目的とした報道に注意を払わないようお願いします」と述べた。

ガラタサライの監督を務めるオカンは、イカルディを高く評価しており、次のように語った。

「イカルディが妻と問題を抱えていなければ、今頃状況はまったく違ったものになっていただろう。もしかしたら、アルゼンチン代表のセンターフォワードを務めていたかもしれない。この問題のせいで、彼は人生で多くのものを失ったと思う」

さらに、人柄にも太鼓判を押した。

「彼は素敵な家庭人で、家族やこどもを愛する温かい男だ。いつでも家族を守りたいと願っている。我々も常に彼を支えてきた。人生で一番大事なのは家族で、サッカーや試合が家族よりも優先されてはいけない。家族の幸せなくして、ピッチで良いパフォーマンスを続けるのは不可能だ」

違う世界線のイカルディが見たかった…?

かつてインテルで主将を務めたイカルディは、セリエA得点王に輝いた実績がある。トルコ1部リーグで2年連続20得点超えを達成しており、今季もこれまでにリーグ戦7試合で4得点を決めていた。オカンが言うように、ワンダ・ナラがそばにいなければどんなキャリアを過ごしていたかは、多くの人が気になるところだろう。

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