ユヴェントスはウェア、インテルにはブキャナン
リールのカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドはイタリアにやってくるのだろうか。『トゥットスポルト』が20日に現状を伝えた。
リールとの契約が今季で満了するデイヴィッドは、数多くのビッグクラブから注目を集めている。イタリアではインテル、ユヴェントス、ミランといった強豪がチャンスをうかがっている様子だ。
同紙によると、デイヴィッドの代理人であるニック・マブロマラスはすでにピエロ・アウジリオやクリスティアーノ・ジュントリと連絡を取り、条件を伝えたという。年俸600万ユーロの5年契約で、そのほかに契約金と仲介料が発生するようだ。
ユヴェントスは、元チームメートであるティモシー・ウェアを通じてデイヴィッドを説得する狙いがあるようだ。一方のインテルは、カナダ代表で一緒のタジョン・ブキャナンというカードがある。
ブキャナンは先日、代表で特に仲が良い選手としてデイヴィッドの名前を挙げていたことは注目だ。
さらに、インテルにとってカギとなるのは、マルクス・テュラムの去就だという。フリーで獲得したテュラムに高額な移籍金が発生するのであれば、クラブ経営の観点から放出を決断する可能性があるため、なんとしてもFWにビッグネームが欲しいはずだ。
テュラムが残留した場合は、インテルの資金力に限りがあることや、デイヴィッドが先発の座を保証されない状況になる可能性があるため、選手の移籍決断にも影響を与えるかもしれない。
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