前半に2人が負傷交代も敵地で勝って4連勝
インテルは20日、セリエA第8節でローマと対戦し、敵地オリンピコで1−0の勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
インテル採点
ヤン・ゾマー
FcInterNews:7 – ペッレグリーニのクロスを、1994年ワールドカップ決勝でのパリウカを彷彿とさせるように対応したが、詩的な美しさをわずかに欠く。ペッレグリーニの強烈なシュートもパンチングでしっかり弾き、勝利を引き寄せた。
TMW:6.5 – 足元でファンをハラハラさせる場面もあったが、ポストに救われた。その後は集中し、最終盤の決定的なシュートを防いで、3度目のクリーンシートを達成。
バンジャマン・パヴァール
FcInterNews:6.5 – カウンターのチャンスはあったが、無理に攻めず守備を重視した判断は賢明だった。終盤にローマが攻勢を強める中、冷静に対応し、左サイドからの攻撃を防いだ。
TMW:6 – 守備に専念し、攻撃でも相手より貢献した場面が多かった。
フランチェスコ・アチェルビ
FcInterNews:6 – ドブビクを冷静にコントロールしていたが、太ももの負傷で途中交代。
(→26分) ステファン・デ・フライ
FcInterNews:6.5 – 雨でぬかるんだピッチの影響もあり不安定な場面もあったが、決定的な場面でザレフスキのパスをカットし、守備陣を引き締めた。
TMW:6.5 – ドブビクをしっかり抑え、守備の穴を埋める働きをした。
アレッサンドロ・バストーニ
FcInterNews:6.5 – 困難な状況下で闘志を見せ、体を張ったプレーが光った。後半は攻撃参加が少なくなったが、前半に存在感を示した。
(→71分) ヤン・ビセック
FcInterNews:6 – ボールを持った際にやや不安定だったが、ローマの攻撃に対しフィジカルでしっかり対応した。
TMW:6 – 体を張り、試合終盤のリードを守りきった。
マッテオ・ダルミアン
FcInterNews:6 – 苦しい展開の中で献身的なプレーを見せ、ザレフスキの攻撃に対してもうまく制御した。
(→71分) デンゼル・ドゥンフリース
FcInterNews:6.5 – 右サイドを切り裂いてシュートを放ち、バレッラのチャンスも演出するなど、短時間で存在感を発揮。
TMW:6.5 – 入ってすぐにゴールに迫り、チームに勢いをもたらした。
ニコロ・バレッラ
FcInterNews:6.5 – 1カ月ぶりの復帰で、すぐにチームの中盤を託される。攻撃的な役割を抑え、守備に集中し、バランスを保った。
TMW:6 – 慣れないレジスタの役割で奮闘。カードは不要だった。
ハカン・チャルハノール
FcInterNews:採点なし – 開始直後に負傷し、早い段階で交代。
(→12分) ダヴィデ・フラッテージ
FcInterNews:7 – 突然の出番にも関わらず、攻守にわたって活躍。ラウタロのゴールの起点となり、試合全体に影響を与えた。
TMW:7 – 得点こそなかったが、ラウタロのゴールを生み出し、攻守において質の高いパフォーマンスを見せた。
ヘンリク・ムヒタリャン
FcInterNews:6.5 – 序盤は攻撃的なプレーでチャンスを演出し、クロスバーを直撃するシュートも放った。後半は守備に回り、重要な場面でのプレスもあった。
TMW:6.5 – 序盤の攻撃的なプレーに加え、守備でもしっかりと貢献した。
フェデリコ・ディマルコ
FcInterNews:6 – 左サイドでの攻撃をけん引し、良い連係を見せた。後半は守備に専念。終盤は体力の限界に達していた。
TMW:6 – 試合開始から積極的にプレーしたが、終盤は疲労が見えた。
ラウタロ・マルティネス
FcInterNews:6.5 – 前線でのプレーには貢献したものの、決定力を欠く場面もあった。しかし、相手のミスを逃さず、貴重なゴールを決めた。
TMW:6.5 — 試合を決定づけるゴールを決めたことが、この日のハイライトとなった。いつもどおり、味方のために泥臭いプレーやクリーンなプレーの両面で貢献したが、いくつかのミスがあった。
(→71分) ホアキン・コレア
FcInterNews:6 – 終盤のスペースを生かしてもっとプレーできたはずだが、最低限の役割は果たした。
TMW:6 – 試合終盤、ダーティなプレーや時間稼ぎなどで貢献し、期待通りの役割を果たした。
マルクス・テュラム
FcInterNews:7 – ゴールこそなかったが、相手ディフェンスを困らせ続けた。特にンディカとの1対1で圧倒し、非常に献身的なプレーを見せた。
TMW:7 – スピードと強さで相手を翻弄し、クリスタンテを退場に追い込むべきプレーを見せた。
シモーネ・インザーギ監督
FcInterNews:7 – チームの主力を次々と失うも、交代選手から最大限のパフォーマンスを引き出した。ローマでの貴重な勝利を飾った。
TMW:7 – 予期せぬアクシデントにも冷静に対応し、勝利に導いた。守備を固めてナポリやユヴェントスに食らいついた。