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「僕たちはインテリスタ。ルカクには連絡する」。セバ・エスポジトが語る過去と現在

国外で成熟しようやくエンポリでブレイクし始めたインテル育ちFW

インテルで育ち、現在はエンポリにレンタル移籍中のセバスティアーノ・エスポジトが13日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でインタビューに応じ、過去や現在について語った。

エンポリで好調

「エンポリは僕を信じてくれた最初のセリエAのクラブだ。新しい人生って感じだね。勇気を持ってくれたし、家族みたいな存在だ。このスタートに僕は驚いてないけど、周囲は驚いているね。」

今はお金に困っていないだろうけど、以前はどうだった?

「裕福じゃなかったよ。僕たちは、危ない方向に行く可能性の高い地区で育って、路上でカルチョをして夢を追いかけたんだ。今では、僕たち3兄弟でその小さなサッカー場を整備している。これが正しいことだと思うね」

●インテルで育ったエスポジト3兄弟、故郷への恩返しプロジェクトを始める

父アゴスティーノさんが監督をしているブレッシアのヴォルンタスも引き継いだみたいだけど

「そうだね。今はブレッシアが僕たちの拠点だ。ヴォルンタスを引き継いだのは、インテルでお世話になったロベルト・クレリチとロベルト・サマデンに対する感謝の気持ちでもある。彼らは僕にとって第2の父みたいな人たちなんだ」

息子3人がプロ。アゴスティーノさんはどんな人?

「カルチョを愛していて、カルチョに生きている。ただ、僕たちに自由にやらせてくれたね。でも、真の原動力は母のフラヴィアだって覚えておいてほしいね。母さんが何から何までやってくれた。母さんが作るナスのパルミジャーナは最強だよ」

みんなインテリスタ?

「それは間違いない。僕たちはインテルで育ったからね」

バーゼルとアンデルレヒト、2度国外を経験した。国外の経験は成長を促すもの?

「そうだね。僕は短気で、バーゼルでは監督とケンカしたけど、結局あっちが解任された。アンデルレヒトは6カ月だけだったけど、ブリュッセルは素敵な街だったね。どちらも組織がしっかりしたクラブだった。でも、僕の性格のせいで、評価してもらえなかった。高い代償を払ったね。僕はカッとなりやすくて衝突することもある。でも、自分に自信があるんだ。そこからリスタートしようという力になった」

ユニフォームがたくさんあるみたいだね

「そうなんだ。メッシのことは追いかけた。ディバラには一番に駆け寄った。エムバペやネイマール、トッティのだってある。秘訣は早めのアクションさ。いまでは地下室がユニフォームでいっぱいになっている。母さんが整理してくれているんだ」

エスポジト3兄弟で最強なのは?

「すごく仲が良いんだ。サルヴァトーレが一番成熟しているし、ピオもうまいね。でも、僕ほどじゃないよ(笑)」

17歳のとき、ロメル・ルカクがPKを譲ってくれた。20日にはそのルカクと対戦する

「彼とは連絡を取るんだ。ちょっと前にサン・ジョルジョ・ア・クレマーノ(ナポリの地域)に行ったら、彼の像があってね。すぐに電話しちゃったよ。知らせなきゃと思ってね」

●ルカクに譲られたPKを語るエスポジト(2021/3/20)
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