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「自分たちを過大評価し、ジェノアを過小評価した」。カペッロが語るインテルの不安要素

開幕戦ドローは特に問題視せず

インテルセリエA開幕戦でジェノアと対戦し、2−2で引き分けた。前季王者のつまずきは驚きを与えている。ファビオ・カペッロが19日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で言及した。

これは警告なのか

「まずは前提をはっきりさせよう。カンピオナートは38試合ある。長いものだ。その第一印象はさほど重要ではない。ただし、昨日のインテルでスクデットレベルと言えるのはマルクス・テュラムだけだった。それは確かだろう。ほかの選手は本来のレベルには程遠かった。その点では驚いたね。インテルが本来の姿になるまで、どれくらいかかるかだ。昨季のインテルになるためには、ラウタロ・マルティネスニコロ・バレッラハカン・チャルハノールといった選手たちが再びハングリーにならなければいけない」

シモーネ・インザーギ監督は心配しているのか

「シーズン序盤はさまざまな要素が絡んでくるが、まずはコンディションだ。ラウタロはコパ・アメリカからほとんど休んでおらず、休暇返上で合流した。チャルハノールはEURO2024で準々決勝まで進み、良いプレーをした。コンディションが万全でないのは当然のことで、危険はむしろ別のところにある」

別のところとは?

「3人のリーダー、ほかの選手にも言えることだが、スクデットが決まったあとの昨季の終盤戦のような気持ちにならないことだ。ジェノア戦では、自分たちを過大評価し、相手を過小評価したように感じた。インテルの選手たちは、『楽勝』みたいに思っていたのではないだろうか」

アレッサンドロ・バストーニは日程がクレイジーだと話していた。レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティは、個別の休暇も検討している。

「とても興味深いアイディアだ。監督からのリスペクトがあると、選手たちをケガから守ることにつながる。これはインザーギにも当てはまる話だね。彼には層の厚いチームがある」

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