ジェノアと引き分けた王者インテル
インテルは17日、セリエA開幕戦でジェノアと敵地で対戦し、2−2の引き分けで試合を終えた。シモーネ・インザーギ監督が『DAZNイタリア』で試合後にコメントを残している。『FcInterNews』が伝えた。
インテルはマルクス・テュラムのドッピエッタで勝利に向かっていたものの、終了間際にヤン・ビセックのハンドでPKを献上して追いつかれてしまい、白星スタートを切れなかった。
インザーギ監督が試合を振り返っている。
PKのシーン
「悔しいね。選手たちは集中して戦っていた。前半はチャンスが多かった。アクシデントで失点したが、すぐに追いつくことができたね。バデリがディマルコに対してミラクルをした。84分にリードして、ボールを保持するためにアスラニを入れたが、ああやって2点を決められると勝つのは難しい。諦めなかったジェノアに敬意を表したい。選手たちは白熱した試合をしたが、ドローは満足できない。84分に勝ち越してあのように追いつかれてはいけないね」
不運なのかメンタルなのか
「一つのエピソードだ。チームは集中していた。難しい敵地で良いフィーリングでやっていた。ただ、似たような失点を2つすると勝つのは難しい。まだ8月17日で、やるべきことはまだまだあるが、選手たちの取り組みには言うことがない。ゴールを除けば、ジェノアにチャンスはほとんどなかった」
ビセックは良いプレシーズンを過ごしてきたが、いくつかのミスもあった。これからどう取り組んでいくべきか
「彼は素晴らしい試合をしてくれたが、最後の20分間は集中力を欠いていた。だから、パヴァールと交代させるつもりだったが、リードを奪ったことでそのまま続けることにした。ジェノアが背の高い選手を投入していたため、彼を下げると高さで不利になると考えたからだ。彼はこの調子で努力を続ける必要がある。2失点目ではミスを犯したが、彼自身もそのことをよく理解している。彼は引き続き努力を続けるべき。彼は非常に価値のある選手だというのは間違いないからね」