「コレア放出にあらゆる手段を講じるはず」とガゼッタ
17日にセリエA開幕戦でジェノアと対戦するインテルは、シモーネ・インザーギ監督が前日会見で補強に触れた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、その詳細を伝えている。
インザーギ監督は、引き続き左センターバックを探していると明言していた。これについては、この数日で話題になっているトマス・パラシオスが本命だと伝えている。
ただ、パラシオスの獲得交渉は困難だとも記した。インデペンディエンテ・リバダビアでプレーしている同選手は、元々タジェレスの選手で、権利は50％ずつとなっている。インテルは移籍金として500万ユーロを用意しているが、実質的に2つのクラブを説得しなければいけない。さらに、アルゼンチンのクラブは、インテルがパラシオスを放出するときの移籍金の一部も求めているとされるため、複雑な交渉となっているようだ。
一方で、インテルの前線補強については、インザーギ監督が否定していた。ラウタロ・マルティネス、マルクス・テュラム、メフディ・タレミ、マルコ・アルナウトビッチ、ホアキン・コレアの5人で問題なしという判断だ。
しかし、こちらについては『ガゼッタ』はあまり信じていないようで、「コレア放出にあらゆる手段を講じるはず」と記した。
比較的おとなしい夏を過ごしているインテルだが、これから新戦力はやってくるのだろうか。
