プレシーズンに手応え十分のインテル指揮官
インテルのシモーネ・インザーギ監督が13日、『スカイ』のインタビューに応じた。目前に迫った2024/25シーズンのセリエA開幕に向けて、モチベーションを高めている様子だ。
昨季の好成績からリスタート
「開幕戦に大きな期待があるのは間違いない。7月13日から良い準備をしてきた。EUROとコパ・アメリカがあって合流時期は多少違うけど、ここまでの選手たちのトレーニングと頑張りには満足している」
ユニフォームにスクデットを付けることは誇りか。それとも責任感で重みが増しているのか
「もちろん、そうだろうね。昨季は2つめのステッラを獲得する素晴らしいシーズンだった。我々はより一層努力しなければいけない。選手たちはすでに並外れているから簡単ではないが、そこからさらに成長しなければいけないね。それが我々が毎日アッピアーノで取り組んでいることだ」
プレゼンテーションの会見でモチベーションの維持は難しいと話していた。開幕戦で選手たちから感じたいシグナルは？
「集中力だ。我々には、イタリア王者としての責任がある。この数シーズン、ディフェンディングチャンピオンがうまくいかず苦しんでいることを我々は目の当たりにしてきた。そのことは選手たちと話している。クレイジーなほどの集中力を維持しなければいけない」
モチベーションを充填するレシピは存在するのか。勝利に慣れたチームだが、さらにステップを踏む必要があるのか
「もちろんだ。だからこそ、私は彼らに定められたものよりも多くのオフを与えた。昨季彼らが捧げてくれたことに満足している。夏に代表戦があったが、そのあとで良い形で戻ってきてくれたこともうれしい。とても熱心に取り組んできてくれたし、開幕戦に向けて楽観的な気持ちだよ」
プレシーズンで負傷者も
「昨季のチーム全体をチェックしており、望まれていた3つの大きな補強ができた。そのあとでいくつか小さな問題があったが、アルナウトビッチとタレミはすでに全体練習に戻っているし、ジエリンスキも良い感じだ。デ・フライはほかの選手たちに比べて少し時間がかかるだろう」
まだ補強は必要か
「メルカートは月末までオープンだ。ブキャナンの負傷でDFが不足していることは分かっている。そこはクラブと話しているところだ。強いフロントがいることはありがたい。新しい経営陣は大きな野心を持っている。月末までに何かあるだろう」
