フィオレンティーナ行き間近と報じられてから数日経過
インテルは、ジェノアのアルベルト・グズムンドソンを獲得するのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が13日に新たな可能性を伝えている。
同紙は、まだインテルへの移籍があり得るとみている。グズムンドソンはフィオレンティーナ行き間近とされているものの、インテルは同選手への関心を失ったことがなく、選手側ともコンタクトを取り続けている。
ただ、クラブの財政面を考えると完全移籍での獲得は難しく、インテルが抱えるFWの人数としても新戦力を迎えるのは厳しい。
しかし、ジェノアの状況がインテルの助けになる可能性がある。ジェノアは先日、マテオ・レテギがアタランタへ移籍した。ジャンルカ・スカマッカの放出に伴う急きょの移籍であり、ジェノアは代役をまだ確保できていない。
そこで『ガゼッタ』は、ジェノアとインテルの双方の問題を同時に解決する案として、マルコ・アルナウトビッチを差し出す可能性を伝えた。アルナウトビッチの給料を負担することはジェノアにとって厳しいが、解決できない問題ではないとしている。
同紙は、ジェノアとフィオレンティーナの交渉に時間がかかればかかるほど、取引成立の可能性は低くなるとみている。インテルはいまも虎視眈々とグズムンドソンを狙っているのだろうか。