アルナウトビッチの放出もまだ動きなし
インテルは、依然としてジェノアのアルベルト・グズムンドソンを狙っていると『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日に伝えた。
インテルはまもなくバレンティン・カルボーニのマルセイユ移籍が決まる見込みで、FWの枠が空くことになる。シモーネ・インザーギ監督はドリブルで変化をつけられるタイプの選手を求めている。
インテルはこれまでに様々な候補が噂になってきたが、同紙はアントニー・マルシャルやメンフィス・デパイについて具体的な話はなく、あくまでグズムンドソン狙いだとしている。
インテルがグズムンドソンについて唯一心配しているのは、母国アイスランドで持ち上がった性的暴行疑惑だという。現在係争中のこの件があるため、インテルは交渉の速度を上げずに様子を見ているようで、ジェノアとの話し合いは長期的なものになると同紙は予想している。
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インテルの希望は完全移籍オプション付きのレンタルで、ジェノアは完全移籍での放出を望んでいる点もネックになるが、現時点ではその点も話し合う段階ではないようだ。
また、インテルはFWをもう1人増やす上でマルコ・アルナウトビッチを手放さなければならないと言われているが、最近話題になったトラブゾンスポルからはまだ具体的な話は届いていないという。
インテルがグズムンドソンに興味を持っているのは確かだとしても、加入にはもう少し時間がかかりそうだ。