2人をよく知るストラマッチョーニは適応を確信
元インテル指揮官のアンドレア・ストラマッチョーニが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでインテルの今夏の補強に触れました。
ストラマッチョーニは2019年にエステグラルで指揮を執った経験があり、イラン事情には詳しい。まずはメフディ・タレミについて問われています。
「彼の歴史はそこから始まった。彼は22歳のときにアジアで最も有名なクラブの一つといえるペルセポリスに加わってすぐに頭角を現し、3シーズンで50得点以上決めて、私の元会長でもあるシェイク・ジャシム・アル・サーニー(アル・ガルファ会長)を夢中にしたんだ」
ラウタロ・マルティネスのように周囲を活かせるストライカーではないかと問われると、「同感だ」と答えて、次のように続けました。
「タレミは2トップでパートナーの強みを引き出せることが最大の特長と言える。マレガやエバニウソン、代表ではアズムンを引き上げた。インテルでもそうするだろう。インテルは忙しいシーズンになるが、彼はパートナーが誰でもシーズンの中で適応していけるだろう」
「タレミはセリエAを制したラウタロ・マルティネスとテュラムのコンビにうまく入っていける。マロッタとアウジリオは素晴らしい仕事をした。移籍金が掛かっていないから、なおさら見事だ」
ジョゼップ・マルティネスとピオトル・ジエリンスキも加入しました。
「ジョゼップ・マルティネスは2023/24シーズンのジェノアで非常に成長した。ライプツィヒ時代に比べて強くなったし、常に準備できている印象を受ける。まずはゾマーの控えだろうけど、将来的にインテルのゴールを守る可能性がある」
「ジエリンスキは、私的に最高の選手だ。ウディネーゼのときに指導したことがあるから、彼のことはよく知っている。選手として優れている上に、真面目でプロ意識が高い。これもマロッタとアウジリオの見事な仕事だね」