「フラッテージ方式」で大物ゲットなるか
インテルは、バレンティン・カルボーニを犠牲にすることなく、ジェノアからアルベルト・グズムンドソンを獲得することを考えている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日に伝えた。
コパ・アメリカデビューの可能性もあるアルゼンチン代表のカルボーニについて、インテルはこの夏に完全移籍で放出する可能性もあると言われてきた。しかし、同紙によると、インテルは現在、4000万ユーロ未満のオファーには耳を傾けない方針で、長期的にバレンティン・カルボーニに期待しているという。
ただ、そうなると、今夏のメルカートで即戦力を獲得するのは難しくなるとみられているが、同紙はバレンティン・カルボーニを残しても実現の可能性はあると主張。グズムンドソンの獲得を「フラッテージ・スタイル」、つまり完全移籍を前提としたレンタルで話を進めれば、2024/25の会計を圧迫することなく、補強が可能だという。ジェノアはジョゼップ・マルティネスの放出で少なくとも1350万ユーロを得られる見通しのため、グズムンドソンの移籍金をすぐに欲しいわけではないのことだ。
インテルはバレンティン・カルボーニを残すにあたって、契約の更新は必要になるかもしれない。というのも、カルボーニの年俸は80万ユーロで本人も条件の改善を希望しているとのことだ。