インテルはFWマウロ・イカルディをこの夏に手放すつもりだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が4日に伝えた。
ワンダ・ナラが「少なくともあと1年は残りたい」と話していたイカルディ。だが、選手側の希望むなしく、クラブの決断に変化はないようだ。
インテルはイカルディ放出で7000万ユーロを手にすることができれば満足だと考えている。ただし、6月30日までに決着をつけたいようだ。まずはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触しないため、4000万ユーロは確保しておきたいというのが一点。もう一つは、アントニオ・コンテ監督が最初の合宿までにこの問題を解決しておきたいと考えているためだ。
イカルディについては、スペインからアトレティコ・マドリーが状況を注視している。しかし、インテルとしてはユヴェントスとの間でFWパウロ・ディバラとの取引が実現すれば理想的という考えがあるようだ。