補強資金の捻出がカギのイタリア王者
インテルは次のシーズンに向けて、前線に誰を加えるのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が7日に取り上げている。
クラブワールドカップもあるインテルは、2024/25シーズンに最大で69試合を戦うことになる。過密日程に備えるために5人目のFWを求めているとのことだ。
インテルは、マルコ・アルナウトビッチを手放す方向で進んでいるものとみられているが、こちらは簡単なオペレーションにならないことが予想される。昨年夏にインテルが800万ユーロを投じたとされるアルナウトビッチは35歳で、今季はケガが続いただけに、大金を投じて欲しがるクラブが現れるかが疑問だ。
インテルが狙っているアタッカーの1人は、ボローニャのジョシュア・ザークツィーだが、こちらは移籍金があまりに高額で厳しそう。となると、やはりジェノアのアルベルト・グズムンドソンが本命になりそうだがこちらも高額で、ダヴィデ・フラッテージのように1年間レンタルをしたあとで買い取る形が現実的なようだ。
また、最近ではレスター・シティのケレチ・イヘアナチョの名前がたびたび報じれており、こちらも気になるところだ。
いずれにしても、インテルの補強は誰を手放すかで大きく変わる見込み。バレンティン・カルボーニ、デンゼル・ドゥンフリース、マルティン・サトリアーノらの放出で大金が入ってくるときは、ビッグネームの加入があるかもしれない。