フアン・ジェズスへの差別発言を改めて否定
インテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビが、フアン・ジェズスとの騒動について口を開いた。『コッリエレ・デッラ・セーラ』が伝えている。
アチェルビはセリエA第29節のナポリ戦でフアン・ジェズスと口論になった。フアン・ジェズスは人種差別発言があったと主張し、試合後に大きな騒動となったが、レーガ・セリエAは調査の結果、証拠不十分で処分なしと結論を出している。
事件翌日に身の潔白を主張していたアチェルビが、久々にコメントを残した。
「起きてしまった状況は、ひどく僕を悲しくさせた。それでも、この判決で解放された気持ちだ。僕は人種差別主義者になったことなんて一度もない。憧れはジョージ・ウェアだった」
「僕はフアン・ジェズスと対立したいわけじゃないし、彼のことも残念に思う。でも、試合の興奮の中での誤解で、人種差別呼ばわりはできないはずだ」
「この出来事を比べると、僕の病気は公園を散歩するようなものだったのかもしれない。そのときに僕は恐れたりしなかった。今回は判決が出る前から、誰もが僕のことを人種差別主義者だと言っていた。そうじゃないのに」
今後も疑惑の目は向けられ続けそうだが、アチェルビは気にしないようにしている。
「2つめのステッラを付けるときがきたら、僕も胸を張るよ」
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