その前にインテルで存在感を示せるか
インテルのフアン・クアドラードが、復帰に近づいている。『FcInterNews』が26日、コロンビア代表ウインガーの今後に触れた。
クアドラードは、昨季限りでユヴェントスとの契約が満了となった。フリーとなって新天地に選んだのが、これまでに数々の遺恨があるインテルで、ティフォージには歓迎されなかった。
難しい挑戦であることを知りながらインテルにきたクアドラードは、なんとかインパクトを残そうとしたものの、負傷離脱が続き、まったくと言っていいほど活躍できていない。
それでもアキレス腱の手術は成功し、4月中には全体練習に復帰する予定だ。つまり、シーズン終了前にピッチに戻れる見込みである。
インテルは冬のメルカートでタジョン・ブキャナンを獲得した。こちらはデンゼル・ドゥンフリースの去就も気になるところだが、現時点で右ウイングバックの人数はそろっており、クアドラード退団の流れは止まっていない様子だ。
クアドラードに対しては、サウジアラビアのクラブが関心を示しているほか、トルコ行きの可能性もあるという。夏のメルカートの前に、インテルにとって必要な戦力だったことを証明できるだろうか。