タイトルを渇望するインテル指揮官
19日にスーペルコッパ・イタリアーナ準決勝のインテル対ラツィオがサウジアラビアのリヤドで行われる。インテルのシモーネ・インザーギ監督が前日会見に臨んだ。
スーペルコッパへのアプローチ
「シーズンの最初の目標だ。ここ2年で我々が獲ってきたタイトルで、またトロフィーを手にしたい。ただ、ほかのチームも同じ野心を持っている。自分たちのベストを尽くすよ」
FW補強の予定は?
「私にはそのことをしっかりと考えるクラブがついている。そのクラブが与えてくれた4人のFWにとても満足だ」
カップ戦でターンオーバーが多かったが、スーペルコッパはどうか
「あと1日半分の練習がある。慎重に評価していくよ。昨日はクアドラードを除く全員で練習ができた。2試合を戦うことになるから、選択は大事だ。まずはラツィオ戦に集中するよ」
本命と目されているときの対処法
「インテルはそれに慣れないといけない。これはシーズン最初のトロフィーが懸かったゲームだ。ラツィオは良い状態で、ここ4試合でうまくいっている。彼らが我々を苦しめることを想定している」
延期分の試合は厄介か
「あらかじめ分かっていたことだ。先を見ずに、目の前に集中していくだけだね。そういったことは私のキャリアで何度もあった。悪天候で延期になったりしたし、ボローニャ対インテルでも起きたことだ」
「ザ・ベスト」ではロメル・ルカクの投票
●ルカク、やっぱりインザーギは嫌? FIFA年間最優秀監督賞で投票せず(2024/1/16)
「彼は素晴らしい監督3人に投票した。そこに異論を唱えることは正しいことではないだろう。会長をはじめ、ディレクター陣や昨季の選手たちのおかげで、私は(授賞式会場の)ロンドンへ行くことができた。そして3位に入れてもらえた。それに満足しているし、幸せだよ」
2019年にはラツィオでスーペルコッパを制している。そこからラツィオはどう変わったのか
「私にとって、ラツィオとの試合はほかのチームを相手にするときとは違う。ラツィオで私は男になった。前回対戦でも苦しめられたが、当時話題になっていたような危機的な状況とは感じなかったね。今回のスーペルコッパは違うフォーマットだ。まずは明日の試合に集中する。引き分けになったらPKもあるから、しっかり準備していくよ」
スクデットレース
「スーペルコッパに集中している。スクデットはそれからだ。我々は素晴らしいシーズンを送っているが、同じようにきているチームもあるし、ミランもここ5試合で4回勝っているね」
インテル対ラツィオ:ブックメーカーのオッズ
日本時間18日午後時点で遊雅堂のオッズは、インテルが圧倒的に有利という予想だ。インテル勝利が1.60倍で、ラツィオ勝利が4.33倍となっており、ドローは3.40倍だ。
なお、ナポリ対フィオレンティーナは、ナポリ勝利が2.30倍、フィオレンティーナ勝利が2.60倍というオッズになっている。