コミュニティもよろしくお願いします【Discordはこちら】

アチェルビ「病気のあとでサッカーへの情熱が戻った」「対戦した中で最強のFWは…」

インテルで活躍するベテランCB

インテルのフランチェスコ・アチェルビが『ケ・ファテーカ・ラ・ヴィータ・ダ・ボンバー』のインタビューに応じ、ファンからの様々な質問に答えた。

あなたにとってカルチョとは?

「最初は情熱、そのあとでほぼ義務になって、辞めたいと思ったこともある。16歳のときはプロモツィオーネのチームで、MFとFWをやっていて、シンプルに楽しかったよ。それからパヴィーアに行った。病気が治ったあとはまた情熱が戻ったね」

誰があなたをディフェンダーに?

ロベルト・クレリチさんだ。7、8歳のときにブレッシアへ行って、彼に後ろをやるように言われたんだ。前で全然相手の脅威になってなかったからね。改めてお礼を言いたいけど、(2018年に)亡くなってしまって残念だよ」

EURO2024の対戦相手はアルバニア、クロアチア、スペイン

アルバロ・モラタのマーク? 彼はヨーロッパトップレベルのチームでプレーしてきた。ゴールを決めるし、チームのために動く。とても優れた選手だね。でも彼だけじゃない。ルカ・モドリッチもいる。38歳だっていうのにすごいね。それにクリスチャン・アスラニもいる。ピッチで戦えるのはうれしいことさ。マルセロ・ブロゾビッチもすごい選手だ」

自身の成功に気づいたとき、どう感じたのか

「いや、僕はまだ何も成し遂げてない。成功どうこうよりも、病気のあとで、できる限りのことをしようとしてきた。そして、そのあとやりきった上で何も残らなかったらって考えるようになった。自分のやってきたことには胸を張っている。でも、それで紛らわせるつもりはなくて、もっとたくさんのことを与えたい。いつだって次の試合に集中している。メンタルの上で勝者であるべきで、それが最終的に重要だと思う」

人生最高の時期

「子供の頃かな。あとはサッカー人生を取り戻してからだ」

マークした相手で手ごわかった5人を挙げるなら

「(5位)クリスティアーノ・ロナウド。(4位)ThuLaの2人、テュラムラウタロもすごい選手なんだ。テュラムはボールを守る能力が高くて、3、4人いても奪われることなく持ち出せる。ラウタロは強くてハングリーで、アシストもできる。完璧にそろった選手だね。あとは(3位)ズラタン・イブラヒモビッチ、(2位)アーリング・ハーランドもヤバイ。ゴール前で獣のようなフィジカルを発揮する。ただ、一番はゴンサロ・イグアインかな。良い状態のときの彼は全てそろっていた。僕の中では、彼がイタリアでプレーした中で最強だ」

アレッサンドロ・ネスタかファビオ・カンナヴァーロか

「ネスタ。僕は彼と一緒に育ったからね」

マルコ・マテラッツィかワルテル・サムエルか

「サムエルだ。どっちも野獣だけどね」

カルレス・プジョールかセルヒオ・ラモスか

「プジョール。僕にとってはね」

ジョルジョ・スカルヴィーニかアレッサンドロ・ボンジョルノか

「ボンジョルノだ。スカルヴィーニはすごい才能だよ。でも、特徴的にはボンジョルノ派かな」

アレッサンドロ・バストーニかフランチェスコ・アチェルビか

「ダルミアン(笑)」

フットサルをするなら誰を選ぶか

「ディマルコ、バレッラ、バストーニ。GKに僕が入って、あとはムヒタリャンとテュラムかな」

アントニオ・コンテかロベルト・マンチーニか

「コンテはEUROの2年前に(イタリア代表)監督だった。マンチーニとはEUROで一緒だったから、彼と言っておくよ」

シモーネ・インザーギかマッシミリアーノ・アッレグリか

「僕をプレーさせてくれたからインザーギだね。アッレグリとも一緒だったけど、ミランで少しだけだったし、だいぶ昔の話さ」

チャンピオンズリーグ決勝を乗り越えるのは大変だったか

「負けた翌日はああすればよかったんじゃないかとか、何がうまくいかなかったのかを考えたよ。でも、そういったことも全て経験だ。決勝まで行けるなんて思ってなかったし、決勝でプレーするということも経験だった。あと一歩まで行ったからしばらく考えたけど、そこからまたスタートしたんだ」

あなたの守備の秘訣

「マークする相手を見ないことだね。ボールがどこにあるかをみている。強くて速からろうと、蹴らないことには何も起きない。だから、ボールがどこにあるか、身体の位置はどうか、そこから何ができるかということを意識している」

インテルで一番クレイジーなチームメートは?

バレッラだ。良い意味のクレイジーだよ。いつも笑わせてくれるからね。素晴らしい青年だ。ディマルコもね」

病気でどのような変化があったのか

「サッカー選手が変わるときは情熱だ。僕は病気が治って、情熱を取り戻した。若い頃は誰だって間違えることもあるものだね」

いまのセリエAで厄介なFW

「サパタ、ジルー…。フィジカルの強い選手はいつだって相手を窮地に追い込むことできる。いつも注意していないとたちまち困難になるね」

ハーランド対策に虫取り編みをもらったときの心境

「あれは笑ったよ。それに、あれだけ拡散されるとも思ってなかった。面白かったね」

●「これでハーランドを捕まえて!」アチェルビが受け取ったプレゼントは?(2023/5/21)

過小評価されているチームメートは?

「僕か…ダルミアンだね。ほかの選手は、まだまだ若いからこれからさらに伸びていくよ」

インタビューに応じたアチェルビ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!