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ジャロ獲得失敗のインテル、前倒しを検討していた模様

ジェノアに“一時停泊”させようとしたが…

ティアゴ・ジャロの争奪戦は、ユヴェントスに軍配が上がり、まもなく正式決定になる見込みだ。15日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、同選手を狙っていたインテルは、最後まで諦めていなかった。

ジャロはリールとの契約が2023/24シーズンで満了するため、インテルは今季終了後にフリーで獲得することを目指していた。しかし、ユヴェントスが今冬の獲得に動き出したため、インテルも方針を変更していたようだ。

ただ、インテルは現在のメンバーで十分。昨年の重傷からまだ復帰していないジャロをすぐにメンバーに加えるのはリスクもあるため、ラドゥ・ドラグシンをトッテナムに放出したジェノアに貸し出し、2024/25シーズンからチームに迎える方針だったという。

それでも、ユヴェントスから新しいオファーが届いたことで、ジャロはインテル行きを断ることを決めたそうだ。また、リールからも移籍の後押しがあったようで、1月の移籍を受け入れなければ今季終了までプレーさせないという警告があったことも報じられている。

インテルとユヴェントスで獲得を争ったジャロは、セリエAでどんなスタートを切るだろうか。

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