ジエリンスキ、ナポリと最終交渉迫る。ダメならインテル濃厚、ローマはなし？

契約延長か、夏にフリーか

ナポリのピオトル・ジエリンスキは、インテルへの移籍が濃厚と言われている。しかし、『FcInterNews』は27日、まだ状況は分からないと伝えた。

ジエリンスキはナポリとの契約が今季で満了するため、まもなく他クラブと接触することが可能だ。これまでインテル、ユヴェントス、ローマなどからの関心が噂されており、動向が注目されている。

ジエリンスキは、これまでナポリからの契約延長オファーを断っている。現行契約の年俸は460万ユーロだが、ナポリの新しいオファーはこれを大きく下回り、年俸350万ユーロの3年契約だった。夏にサウジアラビアから年俸1500万ユーロの3年契約というオファーが届いたもののこれを拒否したジエリンスキは、最低でも現状維持だと考えていただけに、失望したとされている。

ただ、ナポリとジエリンスキの代理人の交渉はまだ続いている。2023年最終戦のあとで話し合いが予定されており、この場でナポリが条件を引き上げれば、状況は一変して契約延長に動くかもしれない。

仮に次の会談でも契約延長は難しいとなった場合、現時点で行き先としてもっとも可能性が高いのがインテルだ。ただ、まだインテルの条件にイエスと答えたわけではないという。

ローマも引き続き興味を持っているというが、まず金銭面で厳しいという。さらに、ジエリンスキがタイトルを狙えるクラブを希望しているため、選手が望む新天地ではないものとみられている。