インテリスタはブーイング浴びせる
インテルは9日に行われたセリエA第15節でウディネーゼに4-0で勝利した。危なげなく快勝したインテルは、ラザル・サマルジッチをどう迎えたのだろうか。『FcInterNews』などが取り上げている。
ウディネーゼのサマルジッチは、今年夏にインテル加入が話題になった。実際、サマルジッチはメディカルチェックのためにミラノを訪れ、誰もが取引の成立を確信していた。だが、代理人を務める父の介入が影響して破談に終わり、サマルジッチはウディネーゼに引き返している。
9日の試合では、そのサマルジッチがサン・シーロのピッチにやってきた。インテリスタたちは、ブーイングとチャントで迎えたという。
両チームのメンバーが紹介された際、サマルジッチのところでクルヴァ・ノルドから激しいブーイングが起こった。また、試合中にもサマルジッチがボールを持つとインテルのティフォージから反応があり、敵意をあらわにしていた。
本人は移籍するつもりでいたとしても、味方になるはずだった選手が敵としてピッチにいることに、インテルのファンはあまり納得していなかったようだ。