条件次第で放出か
インテルは今後、再び右サイドの補強が話題になるかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が2日に伝えた。
オランダ代表として2022年のカタールワールドカップで活躍したデンゼル・ドゥンフリースは、しばらく移籍市場を賑わせた。しかし、インテルでのパフォーマンスは報じられているような移籍金に見合うようなものではなく、その後話は消えている。
それでも今季のドゥンフリースは開幕から活躍を続けており、改めて評価を高めているところ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、再びプレミアリーグから注目されているという。
同紙によると、インテルは来年夏もビッグネームを手放さなければいけない見通しで、またドゥンフリースがその候補になる可能性はあるようだ。現行契約が2027年まで残っているため、放出を急ぐタイミングではなく、インテルの要求額を満たすオファーが届いた場合のみ交渉をするつもりのようだ。
ブキャナンと接触再開?
ドゥンフリースの去就はまだ分からないが、インテルは以前から目をつけている右サイドがいる。昨年から何度も報じられているカナダ代表のタジョン・ブキャナンだ。
記事によると、インテルはブキャナンとの接触を再開しており、これから動きがあるかもしれない。クラブ・ブルージュは昨年夏の取引で1500万ユーロの移籍金を要求していたが、ブキャナンの契約は2025年までとなっており、残り期間は短くなっている。そのため、インテルは値引きが可能かもしれない。
なお、ブキャナンは今季のベルギー1部リーグでここまで8試合に出場して2得点1アシストを記録している。9月中旬に筋肉の負傷で離脱して4試合離脱していたが、再び調子を上げている様子だ。2得点はいずれもCKからのヘディング弾である。