途中まで苦しんだものの選手交代から流れ変わる
セリエA第7節のサレルニターナ対インテルが9月30日に行われ、4-0でアウェーのインテルが勝利を収めた。
インテルはラウタロ・マルティネスが外れてニコロ・バレッラがキャプテンマークを巻いた。代役はもちろんアレクシス・サンチェスで、マルクス・テュラムと2トップを組む。中盤ではヘンリク・ムヒタリャンが休養でデイビー・クラーセンが初先発となった。最終ラインではアレッサンドロ・バストーニに休みが与えられている。
立ち上がりは完全なインテルペースとなるが、この時間帯にゴールを奪えずにいると、試合が落ち着き、0-0で折り返している。
後半に入って動いたのはインテル。54分、シモーネ・インザーギ監督は早めの交代を決断し、サンチェス、クラーセン、チャルハノールを下げて、ラウタロ・マルティネス、ムヒタリャン、クリスチャン・アスラニを投入した。
すると、62分に早速エースが仕事。ラウタロ・マルティネスが低い位置でポストプレーをして左につなぐと、これを受けたテュラムはGKとディフェンスラインの間にグラウンダーのクロスを入れる。ここに飛び込んだラウタロ・マルティネスが飛び出したオチョアの前でボールを浮かせてゴールネットを揺らしている。
インテルは66分、自陣でのボールロストから同点弾を許してしまうが、オフサイドのジャッジで得点は認められず。インテルは肝を冷やすと同時に、気持ちを引き締めた。
77分には待望の追加点。相手GKオチョアのアンダースローを追いかけたデンゼル・ドゥンフリースがボールを奪って中に切り込んでパスを出すと、右のバレッラがクロスを入れてラウタロ・マルティネスがボレーシュートを決めて、2-0とした。
これで楽になったインテル。84分にはテュラムがペナルティーエリア内でドリブルを仕掛けてPKを獲得すると、ラウタロ・マルティネスが決めてトリプレッタ。89分にはカルロス・アウグストのクロスにまたしてもラウタロ・マルティネスが合わせてポーカーを達成し、終わってみれば4-0でインテルが大勝した。