5-1大勝で好評価連発
インテルは16日に行われたセリエA第4節のミラン戦で5-1と大勝した。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
5-1の大勝。全体的に採点が高くなっているのは自然なことで、特に高い評価を受けているのがヘンリク・ムヒタリャンとマルクス・テュラムだ。
『FcInterNews』は、ムヒタリャンに9の高採点。「フラッテージを先発に起用すべきという声が彼のプライドを刺激。ピッチでその実力を示した。戦術的にも技術的にも見事で、ドッピエッタを達成した」と絶賛している。『TMW』と『スポルトメディアセット』でも8の採点だった。
苦しい時間帯にスーパーゴールを決めたマルクス・テュラムは、8.5〜7.5の採点。どのメディアでもトップタイかムヒタリャンに次ぐ2番目の評価だ。『TMW』は「ケアーと比較して完全に世代差を感じるし、チャウとは力の差を感じさせた。2-0として場面ではデル・ピエロ風のゴールを決めた。パルマとトリノで育った彼は、その秘訣を聞いていたに違いない」と驚きのゴールに触れている。
全体的に好評価だが、そのほかではシモーネ・インザーギ監督の手腕にも高い評価が集まっている。
『FcInterNews』は指揮官に8.5を付け、「2023年5度目のミラノダービー勝利。代表戦でレギュラーのほぼ全員がチームを離れた中で、選択と準備によって正真正銘の勝利をつかんだ。スクデット獲得が義務とメディアがプレッシャーをかける中で一撃見舞った。スクデットを獲るのであれば、それは義務ではなく、彼が同業者の中で最も優れているからにほかならない」と称えた。