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「インテルはカザデイを十分に知らなかった」チェルシー移籍のカギを握った人物が語る

マリアーノ・イスコはU-20ワールドカップでの活躍に「驚かない」

U-20イタリア代表で大活躍中のチェーザレ・カザデイ。世界的に有名な選手になりそうな20歳は、昨年夏にインテルからチェルシーへ移籍した。その移籍のカギを握った人物が、『イタスポルトプレス』にコメントを残している。

その人物とは、現役時代にカターニアなどでプレーしたマリアーノ・イスコだ。パブロ・ブサルドのエージェンシー「ベースサッカー」の依頼を受けてカザデイの調査を始めて、チェルシーとの取引を成立させたという。

「インテルのプリマヴェーラが優勝した直後に、チェルシーとのオペレーションが始まった。私がチェルシーに彼を連れて行き、契約書にサインをするまで付き合ったんだ。インテルのトップチームでプレーしたことがない選手を1500万ユーロで売るというビジネスになった」

「カザデイは非常に優秀で、U-20ワールドカップでの活躍に驚きはない。みんなは大会を通じて彼を見て驚いているが、私にとっては目新しいことではないんだ。チェルシーは昨年夏に彼を獲得したが、イタリアはヨーロッパの他国に比べて若手を大切にする文化がないね」

「インテルはカザデイのことを十分に理解していなかった。おそらく、彼のポテンシャルも把握してなかった。チェーザレの未来はチェルシーにあり、2003年生まれの若手でありながら、チェルシーの一人としてやっていける。このままいけば、そのうちロベルト・マンチーニのチームにも入ってくるだろう」

昨年夏にインテルが失った才能は、これからどれほどの価値になるのだろうか。

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