CL決勝前の緊張を振り返る2010年優勝メンバー
インテルは10日のチャンピオンズリーグ決勝でマンチェスター・シティと対戦する。2010年の優勝メンバーであるゴラン・パンデフが9日、『スカイ』にコメントを残した。
「より大事なのは頭だね。でも、シモーネ・インザーギがこの試合に向けて気持ちを上げているのは間違いない。生涯の一戦になるんだからね」
チャンピオンズリーグ決勝直前について
「3日間ちゃんと寝られなかったよ。それからモウリーニョが家族をホテルに連れてくることを認めてくれて、緊張がほぐれたね。でも、部屋にいると試合のことばかり考えたものだ。ああいった試合に勝つと人生が変わるんだ。決勝のあとも自分の成し遂げたことが信じられなくて眠れなかったね」
前線はエディン・ジェコかロメル・ルカクで微妙なところ。パンデフは先発を知っていたのか
「知っていたよ。ミステルから事前に僕にだけ話があった。前日だったね。スタメンでいくぞって言われたよ。先発争いは分からないけど、決めるのはインザーギだ。どちらが先発してもうまくいくことを願う。インテルがトロフィーを手にして歴史をつくるために11人全員が最高のプレーをできたらいいね」
現チームで当時のチームを感じることは?
「私たちはロッカールームでお互いを見たら、何をすべきか分かっていた。団結力がある強いグループだったよ。でも、今のインテルも好きだ。この数カ月はみんな良いね。インザーギがうまくローテーションを組み、見事に機能している。フィジカルもとても良い状態だ。誰もがシティの有利だと言っているけど、このインテルを相手に簡単にいくはずがないさ」