勝負どころでの強さに自信
インテルは10日のチャンピオンズリーグ決勝でマンチェスター・シティと対戦する。元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏が、9日付け『イル・ジョルノ』にコメントを残した。『FcInterNews』が伝えている。
「チャンピオンズリーグ決勝進出は誇らしい。ミランに完勝してたどり着いたという喜びもあるね」
「インテルは大きな試合になると驚くべき力を発揮してきた。良い試合をして、ゴールを決める決定力も見せてきた。カンピオナートで負けた試合は、日程の影響もあったし、控えの選手が多く出たこともあったよ」
「チャンピオンズリーグのインテルを考えたら、私が相手なら恐怖だろう。問題なのは、相手もまた全員素晴らしい選手だということだ。最近見た試合だと、(コール・)パルマーという若い選手が出ていたが、彼もまたとてつもなく優秀だった。どの選手も一流だ。そして優れた監督もいる。ただ、試合は1試合だ。何が起こるかは分からない」
スティーブン・チャン会長には厳しい意見もある。
「蘇寧がきてから、インテルはカンピオナート、コッパ・イタリア、スーペルコッパ・イタリアーナで優勝し、ヨーロッパのカップ戦で2度決勝にきている。彼に対する批判は不当だと思うね。インテルがここまできているのは、会長とそこに属するみんなが身を粉にして働いた功績もあるはずだ」