1年目でインパクトを残したMF(2024/2/26最終更新)
2023年2月にインテルで登録されたエベネザー・アキンサンミロは、すぐにプリマヴェーラで定位置を確保し、順調に飛躍中だ。2022/23シーズン終盤にはトップチームにも呼ばれている。そして、2024年2月25日のレッチェ戦でトップデビューを飾った。
今後の飛躍が注目されるアキンサンミロはどんな選手だろうか。
プロフィール
エベネザー・アキンサンミロ(Ebenezer Akinsanmiro)
生年月日:2004年11月25日(19歳)
国籍:ナイジェリア
ポジション:MF
身長:184cm
これまでのキャリア
エベネザー・アキンサンミロはナイジェリア出身。2023年1月にインテルにやってきたばかりの若手MFだ。
ナイジェリアのレモ・スターズというクラブに所属していたアキンサンミロ。2022年に招待チームの一員としてイタリア若手選手の登竜門であるヴィアレッジョ・トーナメントに参加して活躍して注目を集めた。インテルは同大会の終盤には獲得を打診し始めて約束を取りつけたとされており、2023年1月末に正式加入となっている。
4年契約を交わしたアキンサンミロは、2月19日トリノ戦でベンチ入り。途中出場でプリマヴェーラデビューを飾ると、次の試合からはレギュラーに定着した。
プリマヴェーラでの戦いぶりが評価され、シーズン終盤はトップチームから声がかかるようになり、第36節ナポリ戦で初のベンチ入り。2023/24シーズンもプリマヴェーラで戦っていたが、第26節のレッチェ戦でターンオーバーやハカン・チャルハノール欠場の影響もあり、76分から途中出場し、ついにトップデビューを飾った。
プレースタイル
もともとトレクァルティスタだったアキンサンミロだが、インテルのプリマヴェーラは4-3-3で戦っており、このポジションがなかった。そこでアキンサンミロはインサイドハーフとして起用されている。
アフリカ人選手特有の身体能力はもちろん、視野の広さも一級品。パスを受けてからターンをして素早く展開する形を得意としている。持ち前のスピードで飛び出す動きも見事。ただ、フィニッシュでは身体のバランスが崩れることが多く、そのあたりがここまでプリマヴェーラで得点を挙げられていない理由の一つかもしれない。
マメ知識
- インテル加入前にはレアル・マドリーなども興味を持っていた模様。
- 2023年1月31日に獲得が決まったのは、シュクリニアルの放出が決まらなかったからと言われている。
- レモ・スターズの幹部いわく「デ・ブライネに似ている」