ラウタロ・マルティネスがドッピエッタ
24日にコッパ・イタリア決勝のフィオレンティーナ対インテルが行われた。試合はインテルが2-1で勝利を収め、2年連続9度目の優勝を飾っている。
ヨーロッパのカップ戦で決勝まで進んでいるチーム同士の国内カップ戦ファイナル。試合は立ち上がりに動いた。
開始2分すぎ、フィオレンティーナはインテルの縦パスをカットしたところから攻撃を仕掛けると、左からのクロスにニコラス・ゴンサレスが飛び込んで先制した。
それでも、ビハインドを背負ったインテルは慌てない。24分にジェコがGKと1対1の決定機を外してしまうが、ラウタロ・マルティネスが大活躍。29分、ブロゾビッチのスルーパスを受けて同点弾を決めると、37分には逆転弾も決めた。右からバレッラが縦回転のパスをニアに落とすと、うまく前に入った10番がボレーで捉えた。
後半の立ち上がりに鈍かったインテルは、58分にルカクらを投入して変化を加えた。
追いかけるフィオレンティーナが多くの決定機をつくったが、GKハンダノビッチの好守もあってインテルが耐える。インテルはリスクを冒したフィオレンティーナから速攻でチャンスをつくったものの、好機をいかしきれず、勝負を決めきれなかった。
終盤もピンチが続いたインテルだが、集中は最後まで持続。なんとか耐え抜いて2-1で勝利を収めた。